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この記事では、SOUNDPEATSから提供していただいた完全ワイヤレスイヤホン「Opera05」の使い勝手や音質など使用感を80本以上のイヤホンに触れてきたガジェットブロガー翁が実機レビューしていきます。
当ブログの運営者、ガジェット大好き翁(おきな)@okinalogです。よろしくね。
コスパが光るSOUNDPEATSの全力が詰まった完全ワイヤレスイヤホンが登場しました。
「Opera05」です。
美しいエレガントなビジュアルにハイレゾLDAC接続と強烈なANCを携えた待望のフラッグシップモデルです。
Bluetoothバージョン:5.3
周波数応答:20Hz-40KHz
感度:30dB@1KHz
対応コーデック:SBC,AAC,LDAC
防水等級:IPX4
連続再生時間:単体9時間、ケース併用33時間
充電時間:1.5時間
お披露目に先立って実機を使用してみましたが、これはもう完全体です。
完全ワイヤレスイヤホン選びはもう迷わなくてOK。
Opera05一択でOK。
さあ、はじめようか。
ネオジャパンデスクセットアッパー
翁(おきな)
オッキーナ
ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
今回レビューするのは、中国はSOUNDPEATS(サウンドピーツ)から遂に登場したフラッグシップモデル「Opera05(オペラゼロファイブ)」
Opera05の特徴は以下です。
- 12mmダイナミックドライバー×デュアルバランスドアーマーチュアドライバー
- ワイヤレスでハイレゾ音源対応
- アクティブノイズキャンセリング機能搭載
- 単体9時間、ケース込み最大33時間のロングバッテリー
- スマホアプリ対応
ハイレゾワイヤレスのTWSは昨今多く登場していますが、SOUNDPEATSもAir3 Deluxe HSからワイヤレスでもハイレゾ音源に対応したモデルをいくつか輩出しています。
Opera05は、そこにダイナミックドライバーとWバランスドアーマーチュアドライバーを組み合わせたハイブリッド仕様にすることで、迫力をキープしつつより豊かで優れた音質に仕上げた最上位モデルということになります。
Opera03との違い
05とOpera03が存在します。
両者の違いは搭載しているバランスドアーマーチュアドライバーの数となっています。
Opera05はバランスドアーマーチュアドライバーが2基なのに対して、Opera03はバランスドアーマーチュアドライバーが1基となっています。
それ以外はまったくおなじスペックとのことです。
パッケージ
外観
Opera05は豆タイプのカナル型イヤホンです。
独特のフォルムで、旧モデル「Mini Pro」と酷似しています。
個人的には貝から抜き出したサザエにしか見えませんが、デザインは上品で洗練されている印象をうけます。
ケースは細部に至るまで細かく作り込まれていて、SOUNDPEATSの本気度を感じられます。
個人的にこの内側部分の石素材みたいなザラザラ感を外側に使用してほしかったな。
ということで、Opera05の実際の使用感をレビューしていくやよ!
接続
今回僕は自前のPixel7に接続させましたが、非常にスムーズに接続ができました。
スマホのBluetoothをオンにして、Opera05のケースを開け、デバイスの追加で[SOUNDPEATS Opera05]を選択。
これだけです。5秒足らず。
接続性も安定しています。
電車などに乗っても特段再生が途切れるといった障害はおきませんでした。
また、うれしいことにOpera05はスマホアプリをいじらずに一撃でLDAC接続されます。
これまでのLDAC接続対応完全ワイヤレスイヤホンは、いったんAACやaptXコーデックで接続をして、アプリ側でLDAC接続に切り替える必要がありました。
その手間を省いてくれるだけでも十分ユーザーライクだなと言えます。
装着感
Opera05唯一の弱点は、本体サイズにあります。
サザエのような形状で、ハウジング部からステムの距離が短めのタイプなので外耳部分よりも外に出ている部分のほうが重たくて装着感がちょっとぼてっとします。
デフォルトのイヤーピースだと浅いから激しい動きをすると滑り落ちる不安がでてきます。
そんなときに活躍するのはやっぱりAZLA SednaEarfit XELASTECです。
AZLAのSednaEarfit XELASTECは、グリップが利いたホールド力に優れたイヤーピースです。
これに替えればイヤホンがどれだけ重たかろうが大きかろうがしっかり外耳を掴んではなさないのです。
激おすすめ。
詳細は以下のレビューを参考にしてみてください。
使い方・使い勝手
Opera05の使い方はほかと変わりません。
とくに複雑な操作はなく、1回~3回タップ、1.5秒長押しのどれか。
タッチセンサー部の感度も敏感すぎず鈍感すぎずで誤動作も起きにくかったです。
このあたりの操作性のよさについては、さすが長年完全ワイヤレスイヤホンを輩出してきたSOUNDPEATSならではといった具合。
強いて言えば、取り回しがちょっとしずらいのが目立ちました。
ケースからイヤホンを取り出す際、引っ掛かる部分がなくスムーズにケースからイヤホンを取り出せません。
豆形状のカナル型イヤホンのジレンマとも言えますけど。
シャープな中音と明瞭な高音が心地いいとんでも高音質
- 低音:いい意味でほどよい。キック力があり解像度がたかいけど、迫力には欠ける
- 中音:ニュートラルでしっかり前に出ている。粒が細かくシャープで解像度がすごくたかい印象
- 高音:明瞭で透き通る心地よさが目立つ。EDMなどの電子音でもまったく刺さるかんじがない
SOUNDPEATS「Opera05」は、全体をとおしてクリアーで抜け感が優れた明瞭感のあるサウンドを楽しむことができるイヤホンです。
この感覚は完全に1万円台の有線イヤホンと並ぶクオリティです。
よくある中華イヤホンのドンシャリ感はいい意味で抑えられていて、中音高音とのバランスを重要視しているようです。
高音も刺さるようなピーク感はなく、悪く言えば抑えられているとも表現できますが無意識に聞く分には素直に心地いいです。
無駄な反響具合もなくニュートラルに仕上げられているので、バッテリーが切れるまでずっと聞いていられます。
タイプ音もかき消す強烈なANCとふつうな外音取込機能
Opera05のアクティブノイズキャンセリングと外音取込機能の性能は強力です。
決しておまけ程度の性能ではなく、きちんとスパッとノイズを打ち消します。
おまけ程度のANCはどんなのかというと、低音域だけ低減して会話音やキーボードのタイプ音などはしっかり聞こえるものですが、
Opera05はそのあたりもスッと聞こえなくします。
すごいよほんと。
いっぽうで外音取込機能はANCほどの感動はありません。
しっかり周囲の音は聞こえるけど、膜を一枚挟んでいる感覚です。
無駄に周囲のノイズを拡張するタイプの外音取込機能ではないので不快感はありませんけどね。
- ふつうに有線イヤホン並みの解像度
- ANCはおまけレベルではないきちんとした性能
- 操作せずすぐにLDAC接続される
- 細部までつくりこまれたビジュアル
- イヤホン本体が割と大きい
- 伴ってケースも少々分厚い
- ケースからイヤホンを取り出しにくい
ということで、今回はSOUNDPEATSのフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホン「Opera05」について実物レビューしてきました。
必要十分なバッテリー量で、2DD+2BAという異例のハイブリッド仕様で大迫力ながら豊かでニュートラルなハイレゾサウンドを味わえる最良機種となっていました。
3月23日現在は、クラウドファンディングサービスMakuakeにて先行予約が実施されています。
ぜひご覧ください。