Switchbot K10+レビュー。直径25cm日本向けに最適化された超小型ロボット掃除機

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今回は、Switchbotのロボット掃除機「K10+」について実機レビューしていきます。

当ブログの運営者、ガジェット大好き翁(おきな)@okinalogです。よろしくね。

ルンバをはじめとしてもう日本の家庭でもおなじみとなっているロボット掃除機。

家中手放しで掃除ができて便利ですが、現存のロボット掃除機って結構サイズが大きかったりして隅っこや家具の間とか掃除しきれてなくて、

結局普通の掃除機で仕上げをする…なんてことになったりします。

Switchbotの「K10+」は、そんなロボット掃除機のジレンマ的問題点を解消すべく日本の家庭向けに小型化された日本人のためのロボット掃除機となっています。

具体的にどんな風に最適化されているのか詳しくみていきましょう。

さあ、はじめようか。

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この記事の著者

ジャパニーズガジェットブロガー

おきな

プロフィール

ガジェットが大好きな34歳/ ブロガー歴5年/ レビュー数180品以上(うちイヤホン80種類)/ サラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ

Switchbot K10+の概要

今回レビューするのは、Switchbotのロボット掃除機「K10+」

Switchbotというと知っているひとも多いはず。

スマートロックやハブリモコン、見守りカメラなども輩出するスマートホーム化のためのデバイスを多く展開しているメーカーです。

もともとSwitchbot自体ロボット掃除機はすでに2機種ほど展開していて、今回のK10+で3モデル目となります。

主な特徴は以下です。

  1. 直径25cmほどの超小型サイズ
  2. 掃き掃除&拭き掃除両立のハイブリッド仕様
  3. 充電ステーションに自動ごみ収集機能搭載
  4. お掃除あとは自動で充電
  5. 高性能センサー搭載で賢くお掃除
  6. 1回の充電で最大120㎡の面積を掃除可能

とまあ、小さいだけでも差別化に成功しているんですが、性能もピカイチといった具合でまさにフラッグシップらしいスペックとなっています。

使い方

K10+の使いかたを説明しておきます。

Switchbot K10+は、

K10+の使い方
  • 開封する
  • 組み立てる(1分未満)
  • ステーションを設置する
  • 本体電源ボタン(本体カバー内部)をスライドして、
  • 電源ボタン(本体の丸いボタン)を長押しして電源を入れる
  • もう一度電源ボタンを押す

これで使えます。

もちろん、Wi-Fi環境とアプリを使って時間指定お掃除やお部屋指定お掃除とかいろいろ遠隔操作もできます。

翁(おきな)
翁(おきな)

要するに開封して準備したら特に別に付属品を購入することなくすぐに使えるということ!

外観

K10+本体

翁(おきな)
翁(おきな)

手動でごみ捨てするときはここから開けるんだね

充電ステーション

コンセントは備え付けだから断線するとちょっと厄介そうだな。
上蓋には水拭き用プレートが搭載されています
翁(おきな)
翁(おきな)

パックの交換めちゃカンタン☆

水拭きモード

水拭きモードにするには、ダストボックス天板裏に設置されたプレートに専用お掃除シートを装着し、さらにそれを本体底面に設置して使います。

Switchbot K10+を実際に使ってみた

翁(おきな)
翁(おきな)

ということで実際にK10+を使った感想をレビューしていくよ!

ところで事前情報として言っておきたいのは、届いたK10+のパッケージが超ミニマムだったということ。

従来のロボット掃除機のパッケージというと、デカデカとして段ボールの保管場所に悩んでハゲるほどでしたが、この小ささなら置き場所にもまあ困らないですよね。

開封前からすでに日本の家庭向けで高評価だということです。

椅子の足元、障害物の間、小回りがきくきく!

これまでのロボット掃除機とK10+との違いを一言で言うならVOXYとmiraイースくらい小回りのききがちがいます。

実際にアプリで掃除経路を確認するとよくわかりますが、

『も、もうその辺でいいやろ!』って思わず言いたくなるほど小回りきかせて部屋の隅々まで掃除していってくれます。

白い線は掃除をした経路。行ったり来たりの密度が濃い!
吸引力も2500Paとわりかししっかりとしているので髪の毛はもちろん、食べかすや毛玉なんかもきちんと吸い取ってくれてます。
オフィスチェアに三脚にワゴンなどなどモノが多い僕の書斎もスイスイスイーっと軽快に掃除して回ってくれてもう最高。

ちなみに掃除中の動作音は60dBとそれなりに音がでます。静音モードで運転すればさらに静かです。

静音モードに切り替えると49dBほどまで落ちたので、こどもの眠りの邪魔はしないレベルにはなりました。

充電ステーションも小さくて設置場所を選ばない

Narwal Freo先輩と比較すると象とアリほどの差が…

K10+は充電ステーションもかなり小さいです。

一応説明書をみると設置場所は前後左右50cmに障害物のない空間に設置してとのことですが、意外と狭い位置でも設置はできて、きちんとK10+も戻ってきます。

今回、左右10cmのデスク横にステーションを設置しましたが、しっかり毎回戻ってくるので小型ロボット掃除機の真骨頂を垣間見た感覚で感動です。

『きゅうい…ぶぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおお‼‼‼‼』

ちなみにK10+には集めたごみをステーション内部のパックに自動で吸い上げる自動ごみ収集機能が搭載されていますが、

この機能はやっぱり音が大きいです。

脅威の80dBはまあまあな騒音

計測したところ、おおよそ80dBくらいなので、パチンコ店内くらいの騒音。

開発側からすれば吸い上げ力を追求するとこのくらいの音は避けられないと言うかもしれませんが、マンション住まいにはちょっと大きすぎますね。(K10+に限らない)

この音の大きさを改善した機種が登場したら人気が出るでしょうね。

翁(おきな)
翁(おきな)

でも、ベータ版のアプリでは自動ごみ収集のタイミングとかをカスタムできたので、使い勝手はよさそう

あと数センチ薄いと最高だった

K10+の高さは床から約9cmで、まだきもーち分厚いんですね。

その割に結構グイグイ攻める性格だから、たとえばオフィスチェアの下や家具の下に入り込んだ際に頭がぶつかってしまっているシーンを見かけます。

おかげではやくも本体上部には擦りキズが…

本体の厚みがあと1cmくらい薄ければ、いや、飛び出した上部センサーがなければ最高だったと思います。

翁(おきな)
翁(おきな)

マイペースなのにスケジューリングタイトに組みがちな後輩みたいなやつやでほんまに

拭き掃除と掃き掃除はいっしょにはできない

外観の章でも紹介したとおり、K10+は掃き掃除と拭き掃除を同時にはできません。

拭き掃除をするためのプレートをモーターブラシの上に取り付けないといけないからです。

これが意外と手間で、ズボラな僕なんかは『それなら拭き掃除せんでいいわい』って思っちゃう。

NarwalのFreoのように掃き掃除をしつつ拭き掃除をしてくれると完全に手放しできたのでもっと評価は高かったと思います。

翁(おきな)
翁(おきな)

Freoは回転式モップだもんね!あれが最高すぎるだけなんよ

レビューはこちら

アプリの使用感は良好

先行レビューということで今回試用したアプリはベータ版だったんですが、かなり使い勝手がいいUIでした。

直感的につかえるというか、(まだ中国語の部分もあったのでそこはリリース版では修正されてくると思います)

  • マップの編集
  • スケジュール作成
  • 清掃レポート
  • ボイス(音声変更)
  • リモコンモード
  • ロボットを探す
  • 部品使用期限
  • 補助機能

あると便利な手動リモコンモードとか、音声変更なんかもあったりして面白みもあります。

翁(おきな)
翁(おきな)

ダンジョンみがあって…このマップのどっかに『ひでんマシン02』があったと思うんだけどな…

設定項目では音量調節やLED点灯/消灯、チャイルドロック機能などもいじることができたりと、文句なしの出来栄えです。

翁(おきな)
翁(おきな)

ロボット掃除機のアプリとしては必要な機能をほぼ網羅したクオリティだね!

Switchbot K10+レビューまとめ

メリット
  1. 片手で持ち歩けるサイズと軽さ
  2. ステーションも小さくて設置場所を選ばない
  3. 「もういいやろ!」ってくらい小回り聞かせて掃除していってくれる
  4. アプリが使いやすい
デメリット
  1. 自動ごみ収集時の音はパチンコ店内並みに大きい
  2. 水拭きと掃き掃除はいちどに同時に自動では行えない
  3. 本体は小さいけど厚みは極薄ではない

ということで、今回はSwitchbotのフラッグシップロボット掃除機「K10+」について実機レビューしてきました。

バッテリーも大容量で1回の充電で4LDKをカバーしてくれるのはすごくありがたいし、

なにより本体が小さいから椅子の脚の間からドアの隙間など隅々まで掃除が行き届くので掃き掃除に関してはもう掃除機いらずだと言えます。

デメリットともいえる部分もあったので、伸び代はまだありますが、少なからず日本の家庭向けであることはたしか。

掃除の時間をほかの趣味や買い物につかえると考えるとコスパはかなりいいですね。

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