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いいおと、my new speakerハンズオン。
フォーティーズから、2台接続が可能なBluetoothポータブルスピーカー40s「CW1LC」をご提供いただいた。
円柱状のこのスピーカーは、ゲーミングデバイスのようなLED点灯で室内を雰囲気あるものに替えてくれる。
もちろん、見た目だけではなく音質もしっかりとしており、52mm/7.5Wのドライバーユニットで伸びのある高音質を楽しむことができる。
しかも、ポータブルスピーカーとしては嬉しい2台間接続(TWS)にも対応しているので、同機種を2台揃えれば超高音質なステレオサウンドを堪能することができる。
今回は、フォーティーズ様よりご提供いただいた2台の「CW1LC」で、その実際の使い勝手と使用感想をレビューしていく。
室内を高音質サウンドで満たしたいという人は要チェックだ。
隠れた名機「40sのBluetoothスピーカーCW1LC」
今回レビューするスピーカーは、フォーティーズという日本のメーカーが販売するブランド“40s”の製品で、スマホとBluetooth接続をすることでどこでも音楽を楽しむことができるポータブルスピーカーだ。
販売価格は、2021年7月4日現在でAmazon価格5,980円(期間限定特価中)。
まだあまり知られていないけど、実は“Amazon’s Choice”に選ばれている商品となっている。隠れた名機的存在だ。
スペック
- Bluetoothバージョン:5.0
- サイズ:L90*W90*H118 mm 円筒型
- 重量:437g +/-5g
- 周波数:100HZ – 18KHZ
- ドライバーユニット:52mmコーン型ユニット+パッシブラジエーター
- スピーカー出力:7.5W
- 入力電圧:DC 5V/1A, USB-Cポートで充電
- 電池容量:1800mAh(リチウムイオンバッテリー)
- 動作保証SDカード:32GB以内のMicroSDカード
- SD再生ファイル形式:MP3, WMA, WAV, APE, FLAC
- 充電時間:約3時間
- 再生可能時間(最大音量時):約3.5時間
- 再生可能時間(60%音量時):約10時間
- 防水防塵性能:IP55
参考:40s公式サイト
実際の使用感をレビュー
実際にCW1LCの実機をを使用してみた感想をレビューしていく。
予想以上に大きめの本体。存在感はある
これが実際のCW1LC。
想像していたよりか少し大きかった。
本体サイズは、横90mm×高さ118mm
上部はパッシブラジエーターを内蔵したLED照明部に、40Sのロゴが印字されている。
底の部分には技適認証や製品番号などが表記。
防水用のゴム製のカバーを開けると、内部に充電用のUSB-C端子と3.5mmイヤホンジャック、SDカードスロットが出てくる。
充電は表裏不問のUSB-Cを採用しているので、挿し込みはしやすい。
欲を言えばもうひとまわりだけ小型なほうが嬉しいな。
バランスの取れた音質は、低音が若干弱めで中~高音域が軽快でクリアー
肝心の音質についてCW1LCは、低音よりも高音が強調されたクリアーな仕上がりとなっていた。
5,000円台としては十分な高音質だ。
今回のレビューに際して、集合住宅の我が家では大音量での視聴ができなかったという背景もあるかもしれないけど、ベースの迫力にはいまひとつ物足りなさを感じたのが正直なところ。
ただし、一方で中~高音域の伸びはよく解像度も高くテンポの良さを感じることができた。
ボーカルボイスも女性男性問わず聞き取りやすく、ポップスからヒップホップまで爽やかに楽しめる。
例えるなら、以前レビューしたBoseのSoundLink Mini ⅡやTribitのXSound Surfなどとは真逆の音質と言える。あちらは低音に力強さのあるベースブーストサウンドだったからだ。
7.5Wのドライバーユニットを搭載しているため音そのものには迫力があり、音量が小さい設定であっても室内は音で満たされる。
というか少し音量を上げればご近所迷惑になるレベルの迫力がある。
本機のBluetooth接続時の音量は、スピーカー本体の音量と接続しているデバイスの音量両方の音量設定が反映される。
そのため、スピーカーの音量をあまり上げている状態で音量設定の大きい状態のデバイスを接続して音楽を再生すると爆音で楽曲が再生されるから注意が必要だ。
LED照明にはモードが存在。曲調に合わせて変化させることもできる
上部で点灯するLED照明は各モードで点灯パターンを変更することができる。
- スロー:ゆっくりと色が変わっていく
- ファースト:再生中の楽曲に合わせて自動的に光る速度がある程度変化
- 消灯:LED照明が点灯しない
各モードは、「+」と「-」ボタンを同時に押すことで変更することができる。
本機はIP55等級の防塵防水設計なので、たとえばお風呂で高音質で雰囲気のある音楽を楽しむなんてことができる。
以前レビューしたTribitのXSound Surfは、LED照明は装備していなかったのでそういった意味ではCW1LCのほうが雰囲気は出せる。
2台接続で臨場感が爆上がり。これが真骨頂
CW1LCは、2台用意すると2台間接続(TWS:TrueWireress Stereo)が使用可能。
ひとつのスマホの音源を2台のスピーカーから奏でさせることができる。簡易ステレオサウンドだ。
個人的にはこの機能がこの製品の本命であり真骨頂。
- STEP
準備
まず2台(以後AとBと称する)のスピーカーの電源をONにしてデバイスとのBluetooth接続がされていないことを確認。
- STEP
TWSモードへ
Aの「+」と「-」ボタンを素早く2回プッシュする。すると、AがBに接続される。(LEDインジケーターが青く点灯する)
- STEP
デバイスと接続
任意のデバイスのBluetooth接続設定画面で[40s-CW1LC]を選択して接続を行う。(接続に成功すると2台のスピーカーのLEDインジケーターが青く点灯する)
- STEP
簡易ステレオ完成!
ちなみに、デバイスとの接続はA.Bどちらか片方(親機)のみ。上記の説明で言うなら「A」が親機、「B」が子機となる。
TWS接続時は親機の設定が子機にも反映されるので、親機の音量を上げれば子機の音量も同様に上がる仕様となっている。
また、2台のTWS接続状態は本体に記憶されるので、次回2台の電源をONにすると自動的にTWS接続が行われるという便利な機能を備えている。
TWS接続されたCW1LCのステレオサウンドは、それはそれは非常に高音質で想像以上に快適に音を楽しむことができた。
今回のレビューにあたって僕はデスクで両サイドに設置して試してみたけど、まぁどの楽曲も立体的かつ高解像度に楽しめて耳当たりもよく、終始音に酔いしれることができた。
これは、例えば屋外でダンスやスケボーをするのに持ち出すといいかもしれない。高音質でなおかつサイズの割に音量が大きいので屋外でのBGMには最適じゃないかと思う。
気になるポイント
そんなCW1LCにも、2点ほど気になる点があったので正直にレビューしていく。
スマホが離れると音の途切れが目立つ
CW1LCは、最大10mまで通信距離を保てるBluetoothデバイスなのだけど、今回のレビューでデスクのある部屋にスマホを置いて5mほど離れたリビングで音楽を再生している時にしばしば音の途切れが目立った。
我が家のリビングには、キッチンもあるので電子レンジやスチールラックなど電波を阻害する障害物が多いことも関係しているのだろうけど、それにしても気になった。
もちろん、スマホを同じ空間に持ってくれば音の途切れは解消されたけど、もう少し安定性が上がると嬉しい。
ストラップが取り付けられない
2つめは、ストラップが取り付けられないということ。
本機にはストラップが付属されているのだけど、肝心のストラップを穴に通すことができなかった。
というのも、写真ではわかりずらいかもしれないけど、ホールの内部で紐がうまく方向転換できずに表に向かって出てこない。ホールが小さすぎて爪楊枝も入れる余裕がなかったのでお手上げとなってしまった。
“ポータブル”という名称のデバイスなだけにちょっと残念だったというところだ。
1台なら使い勝手がよく、2台あれば大満足なBluetoothスピーカー
- LED照明がキレイ
- 中~高音好きにはたまらないクリアーな音質
- 2台間接続(TWS接続)ができて美しいステレオサウンドが家庭で楽しめる
- 防塵防水IP55等級で屋外でも難なく使える
- もうひとまわり小さいと尚よかった
- スマホを離すと接続の途切れが目立つ
- ストラップを通すことができない
この記事では、40sのBluetoothポータブルスピーカー「CW1LC」についてレビューしてきた。
気になる点も少しはあったけど、音質はたしかな出来栄えで特にTWS接続によって奏でられる高音質ステレオサウンドは圧巻だった。
ちなみに、この40sのBluetoothスピーカーには上位モデルの「CW1L」というものも存在する。こちらの製品は、CW1LCをまるっと2倍にしたデュアルドライバー仕様で音質もより美しく、またCW1LC同様TWS接続が可能なものとなっている。
気になる人はチェックしてみてほしい。
大小セットで2台購入しました。
電源を入れ青に点滅しますが
説明書通りBluetoothもオフにした状態で
試してるのですが
2台同士で接続が出来ません。
何か原因があるのでしょうか?
コメントありがとうございます!
確証はありませんが、おそらく大と小ということで型番が違うのではないかと推測します。レビュー記事の通り小×小、大×大の組み合わせでなければステレオモードにできない可能性があります。一度メーカーにお問い合わせされてみることをおすすめします!