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この記事では、ASUS Japanより提供してもらったゲーミング完全ワイヤレスイヤホン「ROG Cetra True Wireless」について、外観や使用感、音質など多くのイヤホンをレビューしてきたガジェットブロガー翁が実機レビューしていきます。
当ブログの運営者、ガジェット大好き翁(おきな)@okinalogです。よろしくね。
ASUSのROG Cetra True Wirelessは、ゲームのなかでも特にFPSや音ゲーなどスピード感があり映像とサウンドにラグが起こりがちなゲームに適したゲーミング完全ワイヤレスイヤホンです。
お値段14,327円。
そんじょそこらのゲーミングTWSとは違う作り込まれたデティール。
しっかりかっこよくて、しっかり低遅延で、ちゃっかりANCまで搭載しているこのTWS。
性能に関しても詳しくレビューしていきましょう。
さあ、はじめようか。
ネオジャパンデスクセットアッパー
翁(おきな)
オッキーナ
ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
※有線イヤホンを使ってみたいなと興味があるひとは、まずは「有線イヤホン素人の僕が15本以上触れてみて分かった【初めての1本】におすすめな5選」を参考にしてみてください。
今回レビューするのは、ASUSのゲーミングデバイスラインROG待望の完全ワイヤレスイヤホン「ROG Cetra True Wireless」
これまでROGのゲーミングオーディオとしては有線のみでしたが、今回初となる完全ワイヤレスイヤホンが登場したかたちです。
- 低遅延ゲーミングモード搭載
- 最大27時間持つバッテリー量
- 有線・無線充電、急速充電に対応
- IPX4耐水等級
- ANC・外音取込機能搭載
- タッチ操作対応
- アプリを介してイコライザーカスタムが可能
完全ワイヤレスイヤホンとしての機能はほぼ完備した仕様で、防水設計というのもポイントですね。
ドライバーには10mmASUS Essenceドライバーを内蔵していて、気密性の高いチャンバーと組み合わせることで中高域の音を豊かにするよう工夫しているようです。
BluetoothコーデックはSBC,AACまでに対応しているのでAndroid縛りなどはなくiPhoneでも使用することができます。
外観
今回僕はホワイトカラーのROG Cetra True Wirelessをチョイスしましたが、全体的に白とライトグレーの2トーンでさっぱりとしたデザインとなっています。
ケースはパカパカと開くタイプで、全面にROGのアイコンが押し出されています。
ケースを開けるとケース内部とイヤホンスティック部分がLED点灯する仕組みでゲーミングらしい。
その割にはケースも本体も意外と軽くて驚きます。
この軽さなら長時間装着しても疲れないでしょうね。
イヤホンの形状はというとカナル型のなかでもノズルが短めなタイプで、イヤーピースは浅め。AnkerのSoundcore Liberty Air 2 Proと似た形状ですね。
好き嫌いが分かれそうな装着感となっています。
スマホとの初期接続方法
スマホとの接続は割とスムーズで、ケースを開くとイヤホンが起動し勝手にスマホと接続しようとします。
僕は今回AndroidのPixel7で使用しましたが、ケースを開いた途端にスマホ側にROG Cetra True Wireless接続のウィンドウが登場してきました。
通常、完全ワイヤレスイヤホンを接続する際はスマホ側のBluetooth設定画面から新規デバイスの追加をしないと接続できないんですが、ROG Cetra True Wirelessはそれを省いていてシームレスですね。
ただ、気になったのは初回接続時より2回目以降の接続に関して。
2回目以降、なかなか接続に至らないっていう場面がありました。
R(右)イヤホンを長押しし続けるとイヤホンがペアリングモードに入り、そこまですると改めて接続ウィンドウが出てきたので、
2回目以降接続に困ったらこの流れが解決策だと思います。
ASUS ROG Cetra True Wirelessを実際に使用しての感想をレビューしていくで!
音質はいたってふつう。ただしアプリイコライザーカスタムで高音質化できる
音質に関しては、低音は沈み込む感じや重たいかんじはなく、ただ中音~高音に関してしっかり音が出ていて聴きやすい印象。
このままだと臨場感はすこし低いかなという印象。
僕の場合有線イヤホンばっかり扱ってるから辛口かもしれないね!
ですが、ROGの専用スマホアプリでイコライザーをいじるといい意味でガラッと雰囲気を変えてきます。
ちょっと音質にもこだわりたいっていう人はイコライザーカスタムは必須ですね。
そうでもないけど音は良くしたいっていう人は、サウンドの項目にポップスやクラシックといったチューニングプリセットも備えているので選択するだけで音質を変更することはできますよ。
たとえば、下の画像のようにカスタムすると低音に迫力が増して高音がスッキリと聴こえるようになるのでおすすめです。
アクティブノイズキャンセリングは選べる2段階
ROG Cetra True Wirelessには外部のノイズを低減するアクティブノイズキャンセリング機能が備わっています。
強ANCと弱ANCの2種類が選べて、ノイズ低減具合を切り替えることができます。
とはいえ、強ANCでもそこまで強力というわけではありません。
基本的には車の走行音や会話音などで特に低音域を低減している印象で、扇風機のモーター音やタイピング音までは低減できていない印象です。
とはいえ、2部屋となりの家事の音や廊下を走るロボット掃除機の音などはほぼほぼ気にならないレベルで消えるのでないよりはあったほうが断然プレイには集中できます。
また、外音取込機能(アンビエントサウンド)に関してはホワイトノイズが結構激しくて、自分の会話はこもり気味になってしまったので、あまり実用的なクオリティではないなと思います。
一方でYouTubeレビュー動画などを見ると、『ANC強力じゃん!AirPods Pro並み!』と評価しているひともいらっしゃるので、個体差はあるかもしれませんね。
低遅延ゲームモードが秀逸
ROG Cetra True Wirelessいちばんの魅力であるゲーミングモード。
スマホとのBluetooth接続で生じる遅延を最小限に抑えることができるという機能なのですが、これに関してはかなり優秀で、
音ゲーで例えるとゲーミングモードでないときとゲーミングモードONの時とだとあからさまにタップ音のや指を話すタイミングなどのラグが解消されます。
パッと押したらもうシャン!ってかんじです。
テンポに合わせてジャストで音を掴めますね。
FPSや音ゲーなどスマホの映像とサウンドのラグがスコアに直結するようなゲームにおいてはROG Cetra True Wirelessのゲーミングモードは非常に有利になるかなと思います。
ただ、本機の接続コーデックってAACまでなんですが、これがaptXとかAdaptiveまで対応してたらもっと低遅延できたんじゃないか?とか素人目に思ったりはしますね。
- ゲーミングデバイスらしくかっこよく光る本体&ケース
- ANC精度は強力とまではいかないけどないより全然効果的
- イコライザーカスタムで臨場感が増す
- Qiワイヤレス充電に対応している
- IPX4防水設計でコーヒーをこぼしてもモウマンタイ
- 低遅延ゲームモードがほんとに低遅延
- 形状的にすこしクセがあるので装着感に納得できないひともいそう
- ケースがややかさばる
- Bluetoothのバージョンが5.0
- コーデックがAACまでにしか対応していない
ということで、今回はASUSのROGから出ているゲーミング完全ワイヤレスイヤホン「ROG Cetra True Wireless」について実機レビューしてきました。
防水仕様のゲーミングTWSってだけでもしっかりしていますが、たしかに低遅延なゲーミングモード搭載で音質もイコライザーカスタムを施すことでガラッと味変することができると、楽しみ甲斐のある製品に仕上がっていました。
ROGゲーミングデバイスを愛用しているゲーム好きなひとには統一感という意味でおすすめですね。