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今回レビューするのは、AUKEYの完全ワイヤレスイヤホン「EP-N5」です。
7,980円という低価格でアクティブノイズキャンセリングを搭載し、最大35時間の連続再生が可能なバッテリーも搭載。
イヤホンに1万円以上出すのはちょっとという人にはうってつけの完全ワイヤレスイヤホンが登場です。
BOWS
それでは、レビューしていきます!
AUKEY「EP-N5」概要
「EP-N5」は、AUKEYが販売する完全ワイヤレスイヤホンです。
AUKEYというと、充電器やモバイルバッテリー、充電ケーブルなどデバイス周辺機器をお手頃な価格で世界60カ国に販売するガジェットブランド。
特に充電器は、高出力で低価格なうえにシンプルなデザインのものが多く、ガジェット好きの人で知らない人はいないといっても過言ではありません。
そんなAUKEYが2020年9月に発売したのが、同社初となるアクティブノイズキャンセリング機能搭載の完全ワイヤレスイヤホン「EP-N5」。
主な特徴は以下です。
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これだけのスペックを7,980円で提供してくるのはさすがAUKEYと言うところです。
カラーバリエーションはブラックのみ。
その他のスペックは以下です。
スペック項目 | EP-N5 |
---|---|
ドライバー | 10mm ダイナミックドライバー |
コーデック | SBC,AAC |
Bluetooth | Bluetooth5.0 |
アクティブノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | × |
連続再生時間 | イヤホン単体:7時間 ケース込み:最大35時間 イヤホン単体(ANC):4.5時間 ケース込み(ANC):不明 |
ケース満充電所要時間 | 2時間 |
急速充電 | ○ |
充電端子 | USB Type-C |
防水規格 | IPX5 |
重量 | 本体(片側):5.1g ケース込み:48.1g |
保証期間 | 24カ月 |
販売価格 | 7,980円 |
発売日 | 2020年9月30日 |
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AUKEY「EP-N5」の付属品と外観
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まずは外観と付属品をチェックしていきましょう。
付属品
- EP-N5本体
- 専用充電ケース
- イヤーピース(S,M,L)
- USB Type-C充電ケーブル
- 取扱説明書
- クイックスタートガイド
ケース
AUKEY EP-N5の充電ケースは、オールブラックのプラスチック製。シンプルです。
最大35時間連続使用ができるロングバッテリー搭載で、イヤホンへの急速充電が可能で1回につき1.5時間でイヤホンを満充電できます。
ケースのみで38.3g。本体を収納した総重量は約48.1g。
結構軽いほうです。
底面にはUSB Type-Cポート、フロントには充電中に点灯するバッテリー残量確認用のLEDインジケーターが4つ用意されています。
手のひらにも収まる大きさなので、持ち運びには便利です。
本体
EP-N5の本体は、オールマットブラックでAUKEYのブランドロゴも刻印も特になく無地で真っ黒です。
単体で最大7時間の連続再生が可能で、内部には10mmのダイナミックドライバーが搭載されています。
ステムは2mm程度なので比較的短い部類に入ります。
本体重量は約5.1gと平均的。
本体の下部と上部にある小さな穴が集音マイクとなっています。
ただ、これでもIPX5等級の生活防水設計なので雨や汗などに少々濡れても大丈夫なタフさをほこります。
AUKEY「EP-N5」のスマホとの接続(ペアリング)と安定性
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それでは、ペアリングについて解説していきます。
ペアリング方法
EP-N5は、初回のみスマホなどデバイスと接続時にペアリング処理を行う必要があります。
また、次回以降はスマホのBluetoothがONにさえなっていればケースを開けるだけで自動接続が行われます。
▼ペアリング手順は以下です。
- EP-N5のケースを開ける
- スマホのBluetoothがONにする
- 接続可能なデバイスを検索する
- [AUKEY EP-N5]を選択する
- ペアリング完了!
遅延と安定性
EP-N5はBluetooth5.0でスマホと接続を行いますが、遅延はほとんどなく動画を楽しむことができます。
本機はAndroid端末用aptXコーデックには非対応で主にiPhone・iPadなどのAACコーデックには対応しています。AACコーデックでも遅延は少なく高速通信ができています。
Prime Videoで転スラを観ていても、呪術廻戦を観ていてもアクションと音声にズレはほとんど感じられません。
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ただ、音ゲーをやるにはやっぱり微量のズレが発生するのでおすすめはしません。
また、両耳モードから片耳モードへの移行もスムーズに行えます。
稀に片方をケースに収納すると再生中の楽曲が停止あるいは途切れる機種がありますが、EP-N5はそういったこともなくノンストップで楽曲を楽しむことができました。
これはポイント高いです。
AUKEY「EP-N5」の使い方と操作性
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次に使い方と操作した感想をお伝えします。
EP-N5は、タッチセンサー式の操作方式となっています。
フロントのうどん上部がセンサー部となっていて、そこをタップまたは長押しすることで操作ができます。
下部は触れても反応しません。
使い方
▼EP-N5の操作方法は以下です。
- 音楽再生時の操作方法
- 再生/停止:ⓁⓇどちらかを1回タップ
- 次曲:Ⓡイヤホンを2回タップ
- 前曲:Ⓛイヤホンを2回タップ
- 着信時
- 受話/終了:ⓁⓇどちらかを1回タップで受話・2秒間長押しで終了
- 着信拒否:着信時ⓁⓇどちらはを2秒間長押し
- その他
- ノイズキャンセリングON/OFF:Ⓡイヤホンの2秒間長押し
- 音声アシスタントON/OFF:ⓁⓇどちらかを3回押す
操作性
もともと僕はタッチセンサー式あまり好きではないんですが、EP-N5は特段操作性に問題はありませんでした。
感度も悪くはなく、ノイズキャンセリングも曲のスキップもイヤホン側で操作できるので便利です。
AUKEY「EP-N5」の音質
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それでは肝心のEP-N5の音質とノイズキャンセリング性能をチェックしていきます。
通常時
EP-N5は、低価格帯の完全ワイヤレスイヤホンの中では抜きんでてたしかな高音質イヤホンです。
中~高音域のメロディはどの楽器も聴きとりやすく、ボーカルボイスもやや強調気味なのでロックやポップスなどは特によく聴こえます。
重低音も弱すぎず強すぎず。キックドラムはちょっと控えめでベースギターのほうがパンチが利いています。
10mmのダイナミックドライバーを採用しているだけあってパワフルさもあります。
強い重低音のドンシャリイヤホンが好きな人には少々物足りないかもしれませんが、初めての完全ワイヤレスイヤホンとして考えるとクセはなく接しやすいでしょう。
ノイズキャンセリング時
EP-N5は、周囲のノイズを低減するアクティブノイズキャンセリング機能を搭載したイヤホンです。
公式上では約28dBのノイズを低減すると記されているので、20,000円台クラスの機種の35dBには及ばずとも遠くない性能を備えています。
そして実際はというと、正確に28dBのノイズが低減されているかは測定できていませんが、確かにノイズはカットされています。7,980円という販売価格とはうらはらに高性能なものでした。
例えば、換気扇の回転音や車・電車の走行音などの機械的な重低音はまず7割ほど低減されていて軽くなっています。また、キータッチの音などの高めの周波数帯のノイズも4割程度ですが低減されている印象です。
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フィット感も重要な要素ですが、EP-N5本来のノイズキャンセリング性能は確かなものだと言えます。
BOWSによる「AUKEY EP-N5」の評価と感想
3/5
今回初めてAUKEYの完全ワイヤレスイヤホンを体験しましたが、EP-N5はコスパに優れてますね。
音質は、想像していた以上にクリアでクセも歪みもないので万人受けしそうな高音質でしたし、ノイズキャンセリング性能に関してもフィット感がいいので比較的きちんと低減されています。ケースも持ち運びやすい薄さで、それでも最大で35時間充電なしで使えるなら十分ロングバッテリーです。
実用性と機能性どちらもいい按排で値段以上の実力だと思います。
長所
- 薄型で携帯しやすいケース
- 装着感の良い軽い本体
- 確かなノイズキャンセリング性能
- 聴きとりやすい高音質
- 安い
短所
- ワイヤレス充電はできない
- 専用アプリはない
- 脱着センサーや自動楽曲再生機能はない
AUKEY EP-N5のレビューまとめ
今回は、AUKEYの完全ワイヤレスイヤホン「EP-N5」について実機レビューをしてきました。
7,000円台でたしかなノイズキャンセリング性能と高音質。最大35時間のロングバッテリーで外音取込機能も搭載するなど使い勝手もいいイヤホンと言えます。
唯一、イヤーピースが若干柔らかすぎたのでイヤーピースは別売りでBOWSおすすめのSpinFit「CP360」に換装したほうがフィット感とノイズキャンセリング性能は向上するでしょう。