【COUMI ANC860レビュー】5,000円台で最大28dBのノイズキャンセリング機能搭載の格安完全ワイヤレスイヤホン

【COUMI ANC860レビュー】5,000円台で最大28dBのノイズキャンセリング機能と最大41時間のロングバッテリー搭載の格安完全ワイヤレスイヤホン

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5,000円台でアクティブノイズキャンセリング機能を搭載したCOUMIの完全ワイヤレスイヤホン「ANC860」

アクティブノイズキャンセリングの代名詞であるAirPods Proが30,000円台ということを考えると、5,000円台の本機は値段的には非常に魅力的です。

ただ、肝心なのは安かろう悪かろうな性能なのではないかということでしょう。

そこで、この記事ではCOUMIのノイズキャンセリング機能搭載完全ワイヤレスイヤホン「ANC-860」について実機レビューしていきます。

本機は、メーカー様より製品をご提供いただきレビューしております。とはいえ、嘘偽り誇張はございませんので、何卒宜しくお願い致します。

COUMI第2世代「ANC-860」概要

「ANC-860」を販売しているCOUMIとは、中国深センに拠点を置くオーディオメーカーで値段が手ごろで高品質な製品を多く販売しています。

中でも「ANC-860」は、2021年1月に発売されたばかりの最新機種で値段以上に高スペックなのが特徴です。

特徴
  • アクティブノイズキャンセリング機能(ANC)搭載
  • 大口径13mmのダイナミックドライバー
  • iPhoneと相性が良いAACコーデック対応
  • IPX7準拠の高水準防水設計
  • 最大41時間連続再生が可能
BOWS

BOWS

正直、普段使いにはこれだけのスペックであれば十分だね

その他のスペックは以下です。

スペック項目ANC-860
ドライバー
13mm
ダイナミックドライバー
コーデックSBC,AAC
BluetoothBluetooth5.1
アクティブノイズキャンセリング
連続再生時間イヤホン単体:7.5時間
ケース込み:41時間
イヤホン単体(ANC):5.5時間
ケース込み(ANC):30時間
ケース満充電所要時間1.5時間
急速充電×
充電端子USB Type-C
防水規格IPX7
重量本体(片側):6.8g
ケース込み:72.4g
保証期間
販売価格5,199円
発売日2021年1月14日

カラーバリエーションはブラックのみとなっています。

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BOWSによる「COUMI ANC-860」の評価と感想

ANC-860の評価と感想
【COUMI ANC-860レビュー】5,000円台で最大28dBのノイズキャンセリング機能と最大41時間のロングバッテリー搭載の格安完全ワイヤレスイヤホン

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とにかく安くアクティブノイズキャンセリング機能を体験したいという人には、5,000円なのでちょうどいい落としどころかなと言った印象です。
音質に関しても中華イヤホンらしい低音重視のこもった感じで、初の完全ワイヤレスイヤホンにするなら高音質な部類に入ると思います。(ハイエンドクラスの音質を体験していたらがっかりするかも)

装着感や音質、ノイズキャンセリング性能に関しても予想以上に高品質だったので高評価とします。

長所

  • 装着感が良い
  • ノイズキャンセリング付き
  • 左右の切替ははやい
  • 40時間越えのロングバッテリー
  • とにかく安い

短所

  • 外音取り込み機能はない
  • ワイヤレス充電非対応
  • イヤーピースは好みが分かれるかも

COUMI ANC860の付属品と外観

BOWS

BOWS

それでは実機をみていきましょう。

COUMI ANC-860パッケージ外観

付属品

COUMI ANC-860の付属品一覧
  • ANC-860本体
  • 充電ケース
  • 専用イヤーピース(S,M,L各2セット)
  • USB Type-C充電ケーブル
  • 取扱説明書
  • サンクスカードetc

ANC-860には、通常のカナル型イヤホンとは一味ちがう形状のイヤーピースが付属しています。

浅く広い形状なので、好き嫌いは分かれそうです。(装着感は僕はよかったです)

ケース

ケースをみていきます。

COUMI ANC-860のケース全体像

ANC-860のケースは、最大41時間(ANC時は約30時間)利用可能なリチウムバッテリーを内蔵していて、丸みを帯びたスクエア形状でレザーストラップが予め付いています。

ちょっとオシャレ。

持った感じは、ちょっと大きいかなといったところ。もう少し小さいとうれしい。

ケース単体の重さは58.7g。素材がプラスチックな分軽量です。

イヤホンを収納すると72.4gとなります。

底面
背面

背面には、充電用のUSB Type-Cポートがあります。

充電中は、ケースを開けた中央部分にあるLEDインジケーターがこまめに点滅し、点滅が止まり常時点灯状態になれば充電が完了です。

本体

イヤホン本体をみていきます。

COUMI ANC-860

ANC-860は、カナル型ヘッドセット形状の完全ワイヤレスイヤホンです。

イヤホンとしては比較的小型の部類に入ります。

重さは片側イヤーピースを装着した状態で6.8g。

最近のイヤホンの中では比較的平均クラスの重量です。

購入時は絶縁シールが充電端子部分に貼られているので剥がしてから使用しましょう。

ANC-860とイヤーピース

ANC-860はイヤーピースが少し特殊な形状でした。

インナーイヤー型の上からかぶせるようなかたちでイヤーピースを装着します。

COUMI ANC-860を手に取った様子

COUMIロゴの左手にある円形の部分が本機のタッチセンサー部となっています。

BOWS

BOWS

センサー部が限られるタイプって僕あまり好きじゃないです。見えなくて操作部に触れるまでに0.1SHINKEIつかうから。

最近このヘッドセット形状のカナル型イヤホン流行ってるんですかね。結構頻繁に目にするような気がす…

COUMI ANC860のスマホとの接続(ペアリング)

BOWS

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ペアリング方法と接続の安定性について

ANC-860は、ほかの完全ワイヤレスイヤホン同様、接続するデバイスと初回のみペアリング処理を行う必要があります。▼ペアリングの方法は以下です。

  1. ANC-860をケースから取り出す
  2. スマホのBluetoothを設定からONにする
  3. 接続可能なデバイスを検索する
  4. [COUMI ANC-860]を選択する
  5. ペアリング完了!

次回以降は、デバイスのBluetoothがONにさえなっていればANC-860をケースから取り出すだけで自動的に接続されます。

また、ANC-860の接続の安定性はとくに問題なく使用することができるレベルでした。

人ごみの中にはこの時期行けませんが、屋内で使用している分には途中で途切れるや接続が切れるといったトラブルは発生しませんでした。

左右でのイヤホンの切替もスムーズで、Ⓛイヤホンのみをケースに収納してもⓇイヤホンの音は途切れることなく再生され続けました。

COUMI ANC860の使い方と操作性

BOWS

BOWS

使い方と操作のしやすさをみていきます。

COUMI ANC-860を手に取った様子

▼以下はANC-860の操作方法です。

操作方法
  • Ⓡイヤホンの操作
    • タップ:音量+
    • 2回タップ:再生・停止
    • 2秒間長押し:次曲/着信拒否
  • Ⓛイヤホンの操作
    • タップ:音量-
    • 2回タップ:ノイズキャンセリングON・OFF
    • 2秒間長押し:前曲
  • ⓁⓇ共通の操作
    • タップ:通話受話・終了
    • 1秒間長押し:音声アシスタント起動
    • 2秒間長押し:着信拒否
    • ケースから出した状態で3秒間長押し:電源ON
    • ケースから出した状態で6秒間長押し:電源OFF

正直、この手のヘッドセット形状イヤホンでタッチセンサーって個人的に操作しやすいとは思えないので、本機に関しても操作がしやすいとは言えません。

特にセンサー部がフロントの一部分にのみあるANC-860は、ピンポイントでセンサー部をタップしなければいけないのでなかなかストレス溜まる。

ただ、センサーの感度はそこまで敏感でもなく鈍感でもないので、きちんとセンサー部にタップできればそれなりに操作ができます。

曲送りと戻しもできるので、できない機種もあるなか低価格でよくこれだけの操作に対応しているなと思いました。

COUMI ANC860の音質

COUMI ANC-860の音質チェック

通常

COUMIの第2世代ANC-860は、重低音重視のいわゆるドンシャリ音質となっていました。

中音域は正直ほとんど詳細を聴きとることはできず、2~3歩ほど引いたところに音を感じます。

ただ、重低音と高音域は非常にパンチが利いていて重みと力強さをきちんと感じられます。ベースとボーカル音を楽しむタイプのイヤホンといった感じの典型的なドンシャリ音質です。

音の輪郭はかなり太く、全体的にこもった印象で解像度はそこまで高くはありません。

とはいえ、ザラツキは目立たないので視聴していて不快感は全く感じられません。

通常の音楽再生には全く支障なく楽しむことができます。

EDM系の電子音中心のクラブサウンドでは、少々嫌味を感じるかもしれません。アコースティックギターやロックなどの楽曲のほうが聴きやすく思えました。あと、ボーカルの声量で勝負している楽曲とかは最高。

ノイズキャンセリング

肝心のANC-860のアクティブノイズキャンセリング性能は、価格相応の品質でした。

BOWS

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本機のANCは、ⓁイヤホンをダブルタップすることでON/OFFを切り替えることができます。

具体的には、密閉度の高いカナル型イヤホンを装着した際の遮音性(パッシブノイズキャンセリング)と似た印象。

ですが人の話し声などはそこまで低減されず、重低音は食洗機の音が半減している程度なのでパッシブノイズキャンセリングに髭が生えたといった感じ。

それでも、音楽を再生すると音楽をきちんと楽しめるだけのサポート力を発揮してくれたので、断然あったほうが音楽への没入感は向上します。

他の完全ワイヤレスイヤホンとの比較

同じ5,000円台でAnkerのSoundcore Life P2と比較すると、ANC-860の音質はこもり気味で音の輪郭がLife P2とは正反対でした。

ただ、低音の力強さは同等で、中低音はLife P2に軍配が上がります。

TribitのFlybuds1もANC-860と似た金額のイヤホンですが、こちらは比較的似た音質でFlybuds1はワイヤレス充電が、ANC-860にはノイキャンがといった違いくらいしかありませんでした。

いずれにしても解像度は10,000円クラスの音質には到底かないませんが、5,000円台という低価格帯のドンシャリイヤホンのなかでは器用な性能のイヤホンと言えます。

COUMI ANC-860のレビューまとめ

この記事では、COUMIの完全ワイヤレスイヤホン「ANC-860」についてレビューしてきました。

ANC搭載機で41時間の連続再生が可能なロングバッテリーに、それなり性能のアクティブノイズキャンセリング機能が付いていて5,000円台ならサブ機あるいははじめてのノイキャンイヤホンとしていいと思います。

BOWS

BOWS

個人的には独特のイヤーピースの装着感がけっこう好きで、カナル型ならではの圧迫感がないのがよかったです。

でも、きちんとしたアクティブノイズキャンセリング機能を体験したいという人は、もう2,000円ほどだしてEarFunのAir Proを手に入れたほうが満足度は期待できるかもしれません。

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