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4ポート搭載のPD65W充電器が卵サイズで登場した。
CIOの「LilNob Shera(CIO-G65W3C1A)」だ。
USB-Cを3ポート、USB-Aを1ポート用意した計4ポートでノートPCもラクラク充電できる65W出力。
圧倒的コンパクトさにワクワクが止まらない。
この記事では、LilNob Sheraについてレビューしていく。
コンセントを節約して一度により多くのガジェットを充電したいという人は参考にしてほしい。
GaN搭載4ポートUSB-C充電器「CIO LilNob Share(CIO-G65W3C1A)」
CIO LilNob Share(CIO-G65W3C1A)は今年1月に新発売となったGaN搭載の4ポートAC充電器。
いわゆるコンセントに挿す充電器だ。(モバイルバッテリーではない)
GaN搭載のコンパクトチャージャーは最近多く登場しているけど、CIO LilNob Shareのように4ポート用意されたものは珍しい。
最大出力は65Wで、PD(PowerDelivery)とQuick Chargeにも対応しているのでiPhone8以降のiPhone11proやiPhone12はもちろん、ipad、Macbook、ニンテンドーSwitch、Pixel4aももちろん急速充電ができる。
AppleのMacbook純正充電器と比較すると、圧倒的にLilNob Shareのほうがコンパクトでマルチに造られている。
そのサイズはもはや卵サイズ。
製品名:CIO-G65W3C1A
出力(Type-C):PDO 5V-3A 9V-3A 12V-3A 15V-3A 20V-3.25A(65W Max) PPS 3.3-11V 5A
出力(USB-A)※QC3.0:4.5V-5A 5V-4.5A 9V-3A 12V-2.5A 20V-1.5A(30W Max)
製品サイズ:約50mm×51mm×30mm
重量:約112g
保護機能:短絡防止・過充電保護・過放電保護・加熱保護・過電流保護・過電圧保護
僕がCIO LilNob Shareを購入した理由
このブログを始めてからというもの、我が家には充電すべきバッテリー内蔵のデバイスが増えた。
ただ、僕のデスク周辺にはコンセントが1つしかないので、できるだけコンセントジャックを埋めずに多数のデバイスを充電したい。
そういった願望から以前、CIOの3ポート充電器「LilNob(CIO-G65W2C1A)」を購入した。
ただ、今回新たにもう1ポート増えた「LilNob Share」が登場したので、どうせならもう1つポートを増やしたいという気持ちから咄嗟にポチってしまった。
充電ポートは多いにこしたことはない。それだけコンセントを少なく済ませることができるからだ。
CIOの充電器LilNob Shareをレビュー
さっそくLilNob Share(CIO-G65W3C1A)の実機をレビューしていく。
肝心のコンパクトさをチェック
小さい。非常にスマートだ。
僕は最近AUKEY Minima20WやAnkerのPowerPort Ⅲ Nano 20Wなどコンパクトな充電器を買い漁っているけど、どれもポートが1つしかないタイプなので、使い勝手には限界がある。
だけど、LilNob Shareは65W出力で4ポートもあってこの小ささ。
驚いたのは、同梱されていた取扱説明書よりも製品のほうが小さかったということ。
もはや本体が小さすぎて意味が分からない。
重量はおおよそ104g。卵2個ぶんよりも軽い。
コンセントプラグは折りたたむことができるので、カバンに入れても中身を傷つけない。
そして、この手への収まり。スマートだ。
同じ65Wで3ポートのLilNob(CIO-G65W2C1A)とLilNob Shareでサイズ感を比較してみる
以前レビューした3ポートタイプのCIO-G65W2C1Aとサイズ感を比較してみた。
USB-Cポートがひとつ増えている分、LilNob Shareのほうが頭ひとつ出ていることがわかる。
ただし、重量はほとんど同じ。
ポートが増えて重量もほぼ同じで、それでいて出力もそのままというのが不思議なくらいにLilNob Shareはコンパクトだ。
実際に充電してみる
実際に4デバイスを同時に充電してみた。
充電時の各ポートの出力W数は【ポートの使用数】と【使用するポート】によって変動する。
ポートは上からC1.C2.C3.A。
- 1ポート使用時
- C1⇒65W
- C2⇒65W
- C3⇒30W
- A⇒30W
- 2ポート使用時
- C1+C2⇒45W+20W
- C1+C3⇒45W+20W
- C1+A⇒45W+18W
- C2+A⇒45W+18W
- 3ポート使用時
- C1+C2+C3⇒各20W
- C1+C2+A⇒20W+20W+18W
- 4ポート使用時
- C1+C2+C3+A⇒20W+20W+(合計15W)
まずUSB-C1に挿したスマホのW数を計測してみる。
8.94V×1.67A=15W。
つぎに、USB-Aにて充電しているAnkerのSoundcore Liberty Air 2 Pro。
5.09V×0.16Aという結果。
USB-AはQualcommのQuick Chargeに対応しているので急速充電対応の完全ワイヤレスイヤホンなどを充電するのに適している。
さいごに、USB-C2に挿したノートPCへのW数を計測。
12.0V×1.52A=18W。
僕のHP ENVY x360は45WのPD充電に対応する機種なので、この状態だと実質まともに充電はできていない。
ということで、僕のノートPCを充電する際はほかのガジェットとの同時充電は不可能ということがわかった。
因みに、ほかのデバイスをどけてノートPC単体をUSB-C1に挿して充電してみたところ、出力は19.8V×1.88A=38Wとなった。
ギリギリ充電可能。
以前レビューした旧型のCIO-G65W2C1Aでは、多数デバイス同時充電でもUSB-C1は45W出力のままだったのでノートPCも同時に充電をしたい場合はLilNobのほうが適しているということがわかった。
CIO「LilNob Share」レビューまとめ
CIOのLilNob Sheraについてレビューしてきた。
4ポートで最大4台のデバイスを充電でき、PD・QCに対応した抜け目のない機能性とわずか卵サイズの携帯性。
大は小を兼ねるという理を無視して、小さいのに圧倒的実用性を持った充電器となっていた。脱帽。
このコンパクトさのすべてはGaN(窒化ガリウム)の恩恵なわけだけど、既にCIOからは100W出力が可能なACアダプター「CIO-G100W3C1A」が登場している。
100Wともなると多数デバイスを同時接続してもノートPCへの電力を損なわずに充電ができるので魅力でしかない(僕も買おうか迷っている…)
とにかく、充電器カテゴリーに関しては今後もチェックを続けていく。
- 卵サイズだからどんなバッグにもゴワつかずに持ち運べる
- 不要なアダプターを1つに減らすことができる
- マルチな4ポートで同時に多数のデバイスを充電できるからケーブルがごちゃつかずスッキリ
- PD・QCに対応で急いでいるときも急速充電ができるから無駄な待ち時間を失くせる
- 多数デバイスを同時充電するとノートPCの充電は不可能になる