TRIPOWIN×HBB「Kailua」レビュー。1.3万円2DD構成で抜けのいい中高音を武器とするイヤホン

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この記事では、LINSOULより提供してもらったTRIPOWINとHBBによるコラボIEM「Kailua」について、イヤホン好きな翁が音質や特徴など実際につかってみた感想をレビューしていきます。

当ブログの運営者、ガジェット大好き翁(おきな)@okinalogです。よろしくね。

TRIPOWIN×HBB Kailuaは、10mmと6mmのチタンコーティング振動板を積んだデュアルダイナミックドライバー構成のインイヤーモニターです。

お値段12,800円。

Kailuaは、よく言えばかなり計算された誰でも高音質を実感できる音質をもつイヤホンでした。

Rhombus」「PICCOLO」以来3種目となるTRIPOWINイヤホンですが、相変わらず独特なイヤホン出すなぁTRIPOWINといった印象です。

さあ、はじめようか。

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TRIPOWIN HBB Kailua
低音
 (2.5)
中音
 (3.5)
高音
 (3)
サウンドステージ
 (3)
定位感
 (3)
ビルドデザイン
 (2)
総合評価
 (3)
この記事の著者

ジャパニーズガジェットブロガー

おきな

プロフィール

ガジェットが大好きな34歳/ ブロガー歴5年/ レビュー数180品以上(うちイヤホン80種類)/ サラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ

TRIPOWIN×HBB「Kailua」の概要

今回レビューするのは、LINSOULオリジナルブランドTRIPOWINが海外で最も人気のあるオーディオレビュアーYouTuber、HBBとコラボして制作した「Kailua(カイルア/2つの海)」

ハワイのオアフ島ビーチタウンを指すネーミングと独特のカラーリングが目を引くIEMです。

  1. 10mm×6mmチタンメッキ振動板による2DD構成
  2. 独特のカラーリング
  3. DACなしでも楽しめる

定番の10mmカーボン振動板にチタンコーティングを施すことで、振動板の強度をたかめて弾力とスピード感をアップさせているようです。

10mmと6mmそれぞれおなじチタンコーティングの振動板を採用することで、音色の統一感は担保しつつシングルDD構成だと得られないサウンドを実現しているのだとか。

スペック

周波数帯域:12Hz-36KHz

インピーダンス:19Ω

感度:106dB

ドライバー:10mmDLCチタンメッキ振動板×6mmチタンメッキ振動板

パッケージ

パッケージには、2pinケーブルとイヤーピースが同梱されています。

ポータブルケースが付属していなかったのはちょっと残念だったポイント。

なんか、さわやかな麻布とか付属していてくれたら雰囲気味わえたのになあと。

ケーブル

Kailuaのケーブルは0.78mm2pinの高純度OCC銅素材を採用しています。

あっさりとしたストレートタイプのケーブルで、ちょっと取り回しはしにくい印象。

気になるひとは他ケーブルにリケーブルするといいかもです。

外観

Kailuaのシェルはオール樹脂で印象的なカラーリングをしています。(某宇宙人みたいなカラーリング)

ほかのIEMと比べて小ぶりで日本人の耳に収まりがよさそうな小ささです。

海外のレビューでは逆に小さすぎてケーブル接続部分が耳のトップにあたって痛いというデメリットをあげていたので、海外スペックのひとの耳には小さすぎるんでしょうね。

TRIPOWIN×HBB「Kailua」を実際につかってみた

翁(おきな)
翁(おきな)

実際にTRIPOWIN HBB Kailuaをつかってみた感想をレビューしていくよ!

視聴環境

プレーヤー:Pixel7(DAC経由)

DAC:iBasso DC03Pro

イヤーピース:純正

バランスの取れた無難な高音質

Kailuaの音質を一言で表すなら、“真夏の風呂上りに食べるキンキンに冷えたアイス”

軽やか装着感と、抜けのいいさっぱりとした中~高音、くどくない低音、ほどよい分離感、すべてが一見当たり前っぽい平凡さを感じますが、実際には絶妙なバランスを保った環境でしか得られない至福の時間なんですよ。

低音は、深くはありませんが、インパクト力があり輪郭太めのサブベースが楽曲全体を引っ張っていきます。

中音は明瞭で透明感が感じられるニュートラルなかんじで、1本線ではなく複数の線が重なったような独特で、でも抜けがよくとても聴きやすい仕上がりになっています。

高音は、煌びやかさはないものの輪郭は細くメリハリのあるサウンドです。スピード感がありさっぱりとはしていますね。ニュートラルな中音にいい味付けをしていると思います。

ただ、裏をかえすと飛びぬけて実感できる凄みがないのがKailuaの音質とも言えます。

2つの海(ダイナミックドライバー)がせっかく絶妙なバランスで快適な中音を実現しているのに、あと一歩鋭さが足りないかんじです。

どうせなら低音を捨ててでもHZsoundのHeart mirror proくらいに透き通る中音と煌びやかな高音であってくれたら、このIEMは確固たる評価を得られたんじゃあないかと、そう思います。

と、いうことはイヤホン沼に脚をつっこみはじめたひとにはいいかもしれません。

無難に、でもたしかにいい音。

飛びぬけた武器があるのが必ずしも正義ではないですからね。

音場と定位感

  1. 音場・サウンドステージ:頭上から後方と左右にやや広がりを感じることができる。シェルの小ささの割には広く感じる
  2. 音像・定位:明確とまではいかないものの、しっかりと音の発生源方向を認識することができる。
  3. 分離感:ボーカルは楽器音にくらべてかなり近く、聞き取りやすい。各楽器音も同価格帯では上々な分離具合

Kailuaの音場や定位感は、HBBのIEMらしいっちゃあらしいんですが、だれでも聴きやすいちょうどいい半端具合。

決しておろそかにされてる感覚はないけど、飛びぬけて涙するほどの感動はない仕上がりです。

ただ、分離感に関してはKailua、いいです。

1DDに感じる力押し感というかワンオペ感はなくて力みのない自然な楽曲を提供してくれます。このあたりはやっぱり2DD構成の恩恵かなという統一感と役割分担具合。

相性のいいイヤーピース

Kailuaと相性のよかったイヤーピースは、ラディウスのディープマウントイヤーピース

小ぶりなシェルで結構耳の奥まで入るので、すこし大ぶりなイヤーピースのほうが安定感が出るかんじがありますね。

遮音性と重低音ブースト効果のあるディープマウントイヤーピースは持ってて損のないイヤピだと思います。

TRIPOWIN×HBB「Kailua」と似たイヤホンとの比較

QKZ×HBB Khanとの比較

おなじHBBコラボIEMであるKhan。付属品が充実していてハイブリッド仕様で低音と中高音の分離感に長けた、個人的には好きな音質を持つタイプですが、低音の解像度はKailuaのほうがやや高く深い印象。Kailuaはシェルの装着感もかなりいいので、この2択ならKailuaのほうが満足度は高いですね。

レビューはこちら

TRI StarRiverとの比較

さっぱりと聴きやすいKailuaに対してStarRiverはやや低音が深く力づよいサウンドです。あとStarRiverの強みはシェルに搭載されたスイッチコントロール。コレがあるがために味変することができるので、飽き性なひとはStarRiverのほうがいいでしょう。

レビューはこちら

TRIPOWIN Rhombusとの比較

寒色で輪郭が細くクッキリとした音質をもつRhombusにくらべてKailuaはマイルド寄りで長時間の視聴ではKailuaのほうが断然使いやすいでしょう。Rhombusは玄人向けっぽい音質なのでまだ浅いってひとはKailuaのほうが満足度は高いですね絶対。

レビューはこちら

翁(おきな)
翁(おきな)

上記3機種の絶妙な中間に位置するのがKailuaってかんじ!突出する部分はないんだけど、ふつうに音質はいいIEM。はじめてのIEMに無難なチョイスとも言えるね!

TRIPOWIN×HBB「Kailua」レビューまとめ

メリット
  1. 1DDでは体験できないサウンド
  2. 日本人に適した装着感のいい小さなシェル
  3. DACなしでも楽しめる
デメリット
  1. 突出する部分がないバランス重視のサウンド
  2. 低音の迫力はない

ということで、今回はTRIPOWINとHBBによるコラボIEM「Kailua」について実機レビューしてきました。

2DD構成ということで、絶妙なバランスのとれた聴きやすさを武器とした無難なイヤホンでした。

イヤホンを聴きなれた僕らなんかは、突出してないと“ココがいいよ!”と言いづらいので好きではありませんが、普段使いには十分に高音質さを実感できるイヤホンなんじゃないかなと思います。

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