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この記事では、2022年5月10日に新発売となった1MOREの完全ワイヤレスイヤホン「EVO」についてメーカーからの提供品を基に使いやすさや音質、欠点など気づいたことをレビューしていく。
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当ブログの運営者、ガジェット大好き翁(おきな)@okinalogです。よろしくね。
完全ワイヤレスでより高音質なものというといちばんに出てくるのは、ソニーのWF-1000XM4だ。LDACコーデック対応でハイレゾ音源を優れたANCといっしょに体験することができる最高のTWSだ。
ただ、WF-1000XM4は個人的に本体サイズが大きくてどうしても長時間の装着に向いていなかった…。
「もっと小型で、LDACコーデックに対応した理想の完全ワイヤレスイヤホンはないものか」そう思っていたタイミングでその理想を叶えてくれる完全ワイヤレスイヤホンが登場した。
1MOREのLDACコーデック対応完全ワイヤレスイヤホン「EVO」だ。
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見て、この小ささ。1円玉サイズ。驚異の小ささだ。長時間装着しても耳が痛くない。
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しかもこのイヤホン、小さくてハイレゾ対応なだけじゃない。環境にあわせたANCを選べたりワイヤレス充電に対応しているなど、その他の性能も文句なしのスペックとなっている。
![翁(おきな)](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_0124-2.jpg)
久しぶりに翁イチオシの完全ワイヤレスイヤホンだよ!
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EVOは、1MORE(ワンモア)が5月10日に発売したハイレゾ対応ANC完全ワイヤレスイヤホン。
20時間ほどを高音質で音楽体験を楽しむことができる性能のandroidスマホと特に相性がいいBluetoothイヤホンだ。
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10mmのダイヤモンドライクカーボンダイナミックドライバーとアーマチュアドライバーのハイブリッド仕様で、ミュージシャンやサウンドエンジニアの求めるスタジオ音質を再現。
4種のノイズコントロール機能を用意していて、環境に合わせてノイズを調節することが可能。
IPX4等級の生活防水設計で敏感なタッチコントロール。スポーツシーンでも難なく利用することができる造りとなっている。
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また、最大の特徴としてLDACコーデックでの接続に対応している。
LDACコーデックというと、完全ワイヤレスイヤホンとしては最高峰のハイレゾ音源に対応する仕様だ。SBCコーデックに比べて最大3倍(990kbps)の情報量を伝送することができるため、クリアーで粒の細かいリアルなサウンドを楽しむことができる。
翁のレビューしたものでいうとソニーのWF-1000XM4が同じくLDACコーデック対応の完全ワイヤレスイヤホン。
ただ、そんなWF-1000XM4は僕にとって少々大きかったため、装着時に耳に重さを感じるところが気になった。
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その点EVOはWF-1000XM4よりも約ひとまわり小型にできているため、WF-1000XM4の装着感に違和感を持っていた人にはおすすめかもしれない。
それに、あちらは33,000円なのに対してEVOは19,990円と10,000円以上安いのが特長だ。
スペック
1MORE EVO | スペック |
---|---|
重量 | テーブ本体:5.7g ケース込み:58.3g |
Bluetooth | 5.2 |
対応コーデック | SBC,AAC,LDAC |
接続方式 | 左右同時伝送 デュアルデバイス接続 |
搭載ドライバー | 10mmダイナミックドライバー BAドライバー |
充電 | USB-C急速充電 Qiワイヤレス充電 |
連続再生時間 | ANCオン時:5.5時間 (ケース込み:20時間) ANCオフ時:8時間 (ケース込み:28時間) |
販売価格 | 19,990円 |
公式サイト | https://usa.1more.com/ |
パッケージと付属品
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- EVO本体
- 専用充電ケース
- 充電ケーブル(USB-A to USB-C)
- 専用イヤーピース
- 取扱説明書
- シール1枚
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見た目からは想像できない迫力のある高解像度なサウンド
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まずはじめに重要な音質について、気になるハイレゾ音質をチェックした。
残念ながらiPhoneは未だAACコーデックまでにしか対応していないので検証はAndroidのPixel4aで行った。
スペックでも解説したように本機はハイレゾを楽しむことができるLDACコーデックに対応している。
![Pixel4aとLDAC接続されている1MORE EVO](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_0633.jpg)
デフォルトではSBCあるいはAACコーデックで接続されているので、LDAC接続するにはスマホ専用アプリ1MORE Music側から接続処理をする必要がある。
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言わずもがなLDACコーデックでの音楽再生は最高に高音質だ。AACでは感じなかった音もハッキリと聴きとることができる。
特に中音域の音場は格段に拡大している印象。
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楽曲全体に奥行きがでて臨場感は半端じゃあない。脳の隅々までメロディが染み込んでいく。
ダイナミックドライバーとバランスドアーマチュアドライバーのデュアル仕様がさらに楽曲に迫力と透明感を与えていると思える。至高だ。
ロック・HIP-HOP・ジャズ・メロウ・EDM・J-popなどのジャンルをそれぞれ試してみたけど、どれも遜色なくいい音で楽しむことができた。
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さらに嬉しいのは、専用アプリ1MORE Music内にある“SoundID”という機能を使うと、EVOの音質が自分に最適なオリジナル音質にすることができるということ。
これでまた音質が化ける。
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3分ほどで終わるABテストを済ませて、機能をオンにすると自分の耳にあった最適なイコライザーに切り替わり、ガラッと音質が変わる。
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さらにさらに嬉しいのは、1MORE Music内“バーンイン”という機能を備えていること。これによってまた一層音質が化ける。
エージングに似たもので、機能をオンにするとホワイトノイズのような音をひたすら鳴らし続け振動板を慣らす。
実施時間はまさかの11時間以上。幸いバーンインはオンオフ切替することができるし、バックグラウンドでも実行できるのでスマホ操作はすることができる。けど、長い。
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でも、バーンインが終わってしまうと音全体(特に低音域)がまろやかになった。
厳密には実施前と後で聞き比べていないのでハッキリとは言えないけど、角が取れて楽曲全体の一体感が増した印象だ。
初期不良を起こしづらくなるという目的も兼ねているかもしれないので、やらないよりはやったほうがいい。
シチュエーションごとに切り替えられる豊富なノイズコントロール機能が便利
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本機のANCはかなりしっかりとしている。
高音質サウンドへの没入感をアップさせる重要な機能なだけにシビアに挑んだけど、ふつうに高品質だ。
正直WF-1000XM4のときのような“宇宙空間に居るような無音感”とまではいかなかったけど、たしかなノイズ低減具合。
加えて、アプリ側では環境ごとに選べるノイズコントロール機能が豊富に揃っているので、痒いところに手が届く。
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- ノイズリダクション(ANC)
- スマート:環境にあわせてノイズキャンセリングレベルが自動で変化する
- ディープ:最大42dBの全ノイズ低減
- マイルド:カフェなど日常生活圏内の中音域ノイズを遮断
- 風切り音低減:強風がイヤホンに当たる音を大幅低減
- パススルー(外音取込機能)
- 環境パス:周囲の音をバランスよく聴きとることができる
- ボーカルエンハンス:人の声をより鮮明に聴きとりやすくする
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ディープモードは重低音をほぼ完全にカットして没入感はグンと上がるものの、風切り音が目立つ印象。
小さいとはいえ耳からはひょっこり飛び出した状態なのでどうしても風が当たるみたいだ。
ただ、風切り音モードに切り替えると完全にとはいかないけどグッと静かになる。かなり実用的だ。
パススルーはまずまず。基本ボーカルエンハンスにしておけば聞き漏れはないと思う。
ANC・パススルー・OFFはイヤホン本体(L/R)を2秒間ほどタッチしておくと順に切り替わる。
センサー感度も良好。アプリからカスタマイズもできる
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操作は本体のツルっとした面をタッチして行う。感度は敏感すぎず鈍感でもない。
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シングルタップではコントロールされないようになっているので『咄嗟に触れて音楽が止まる』なんていう誤動作は少ない。
長押しでANC・パススルーのオンオフ切替え。
デフォルトではダブルタップで[再生/一時停止]、トリプルタップで[音声コントロール]に設定されている。ただし、コレはアプリ内[お客様の設定]から自分好みに変更することが可能。
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参考までに僕はトリプルタップでトラックの操作に当てている。
![翁(おきな)](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_0124-2.jpg)
小さいながらも操作に関しては使い勝手がいいと感じた。
マルチポイント接続ができる
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いまやハイエンドクラスの完全ワイヤレスイヤホンでは主流となってきているマルチペアリングに1MORE EVOも対応している。
たとえば、PCで音楽を聴いている最中にスマホに着信がくるとEVOで受話することができる。
今回僕はPixel4aとiPhone12の2台間でテストしてみたけど、片方音楽を再生したほうのスマホに1秒足らずで切り替えることができた。
マルチペアリングは、専用アプリ1MORE Music内「実験的機能」からオンにする必要がある。
バッテリー容量は期待以上
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本機のバッテリー容量は、ケースと本体併用で最大28時間分となっている。
日頃持ち出すにも必要十分なロングバッテリーだ。
実際使用してみたところ常時ANCオンでの利用ということもあり20時間いかないくらいでバッテリーが底をつきたので、通勤時間のみとかなら十分だ。
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また、ロングバッテリーなのもいいところだけど、EVOは充電に関しても申し分ない仕様となっている。
USB-Cケーブルでは15分の充電で最大4時間分の充電ができるクイックチャージに対応。
万が一充電し忘れてもモバイルバッテリーですぐに最低利用分は充電できる。
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さらにQiワイヤレス充電にも対応している。ケース底には滑り止めが用意されているのでコロコロと転がるストレスも感じない。
Qi充電ができるとできないとでは利便性が圧倒的に違うので置くだけ充電はかなり嬉しい。
![翁(おきな)](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2022/02/IMG_0123-2.jpg)
ちなみに画像で使っているワイヤレス充電器は僕イチオシ!iPhoneとApple Watchも同時に充電できる優れものだよ!
![PITAKA MagEZ SliderはiPhone・Apple Watch・AirPodsまで同時Qi充電できる充電ドック](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2022/05/PXL_20220511_000605231.PORTRAIT.jpg)
通話品質は不満なし
着信時の通話品質は比較的クリアだった。
Pixel4aにEVOを接続した状態で嫁のiPhone11 Proから着信させてテストしてみた。
周囲の音が無駄に聞こえたりはなかったし、音声もはっきりと聞こえる。
テレワークなどでも問題なく使えそうだ。
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個人的にEVOに最適だと思ったのは、AZLA SednaEarFit Crystal for TWS。
小型で引っかかり部分が少ないEVOの重みをSednaearFit Crystalの滑り止め感でしっかりと耳奥で固定してくれた。
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僕ははじめ純正イヤーピースで試していたけど、どうしてもフィット感が足らず耳内でぼわついてしまってアクティブノイズキャンセリング機能を十分に発揮できていなかった。
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そこでSednaEarFit Crystal for TWSに換装。すると、驚くほどノイキャンは利くようになったし音質も中音域の解像度が増して低音のキレもよくなった。
SednaEarFit Crystal for TWSについては下記記事を参考にしてみてほしい。
![フィット力最強。アユート AZLAのTWS用イヤーピースSednaEarfit Crystal](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2021/09/PXL_20210926_055632067.jpg)
![](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2022/05/PXL_20220526_051729033.PORTRAIT.jpg)
- 1円玉サイズの小さい本体
- LDAC対応で耳から外したくなくなるほどの高音質を楽しめる
- しっかりと音楽に没入できる優れたANC性能
- 風切り音が気にならない
- 置くだけ便利なQiワイヤレス充電対応
- 2台のデバイスをシームレスに接続切替できる
- バーンインの実施時間が長い
- ANCは宇宙空間とまではいかない
ということで、この記事では5月10日に新発売となった1MOREのアクティブノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホン「EVO」についてレビューしてきた。
2万円以下で音質も機能面に関しても文句なしの高品質、同価格帯LDAC対応完全ワイヤレスのなかでは最も小型な点などを踏まえると唯一の存在とも言える。
正直、よほどこだわりがない限り僕はソニーのWF-1000XM4よりEVO推しする。
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