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AVIOT初となるアクティブノイズキャンセリング機能搭載モデル「TE-D01m」
![AVIOT TE-D01m外箱パッケージ外観](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2021/01/PXL_20201204_160005291-1.jpg)
- 2種類のANC搭載
- 外音取り込み機能搭載
- 「aptX Adaptive」コーデック対応
- イヤホン単体でも最大10時間使用可能
価格帯も、同じノイキャンイヤホンで有名なAppleのAirpods proに比べて半額以下と手を出しやすい金額ということもあって、購入してみました。
実際のところ、AVIOTは音質がいいという噂の期待通り非常に音質がよくて、なにより装着感が素晴らしかったです。
ただ、期待のノイズキャンセリングに関してはちょっと物足りなさを感じたり…。
ということで、レビューしていきます。
![](https://m.media-amazon.com/images/I/412xRgCRyIL._SL160_.jpg)
![](https://oshanavi.com/wp-content/plugins/yyi-rinker/img/arrow-right.png)
AVIOT「TE-D01m」概要
「TE-D01m」は、日本のAV機器メーカーAVIOT(アビオット)が2020年10月に発売した、メーカー初のアクティブノイズキャンセリング機能搭載の完全ワイヤレスイヤホンです。
本機は、より音楽に没入するために「パッシブノイズアイソレーション」「マイルドANC」2種類のノイズキャンセリング機能を搭載。
販売価格はAmazonで12,375円(2021年1月14日現在)
カラーバリエーションは比較的多めで全5種類。
![TE-D01mのカラーバリエーション](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2021/01/d01m_color_750_500-1.jpg)
Qualcommの最新QCC3040プロセッサ搭載で、最大50時間の連続再生が可能なロングバッテリーとなっています。
また、本機はiPhoneなどのAACコーデックに加えてAndroid端末用コーデック「aptX Adaptive」に対応しており、より低遅延で動画やゲームなどを楽しむことができるようになっています。
▼aptX Adaptiveについては公式サイトで以下のように解説しています。
電波の混雑具合や⾳声のデータ量に応じて、転送ビットレートを可変させ、より⾼い接続安定性を実現しただけでなく、動画再⽣やゲームで⼒を発揮する低遅延性能をも併せ持つ新しいコーデック
AVIOT公式サイトより引用
AVIOT TE-D01m実機レビュー
![AVIOT TE-D01m外箱パッケージ外観](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2021/01/PXL_20201204_160005291-1.jpg)
![TE-D01mの付属品一覧](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2021/01/PXL_20201204_160511086-1.jpg)
- イヤホン本体
- 専用イヤーピース
- USB Type-C充電ケーブル
- 取扱説明書
- 製品保証登録カード
- 持ち運び用ポーチ
![AVIOT TE-D01mケース外観](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2021/01/PXL_20210104_170830133.jpg)
ケースは丸みのあるぼてっとしたスクエアタイプ。
蓋はツルっと、下部はサラッとした別々の素材を採用していて上品さがあります。
![AVIOT TE-D01mケース外観裏面](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2021/01/PXL_20210104_170752029.jpg)
底面には技適認証。
![AVIOT TE-D01mケース外観フロント](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2021/01/PXL_20210104_170838520.jpg)
![AVIOT TE-D01mケース外観背面](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2021/01/PXL_20210104_170823554.jpg)
フロントにはバッテリー残量がわかるLEDインジケーターと、反対側には充電用USB Type-Cポートがあります。
▼ケースLEDインジケーターの点灯パターンは以下です。
![AVIOT TE-D01mを充電している様子](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2021/01/PXL_20210105_043520998.PORTRAIT.jpg)
「○●●●」➡1~25%
「○○●●」➡25~50%
「○○○●」➡50~75%
「○○○○」➡75~100%
![AVIOT TE-D01mを手に取っている様子](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2021/01/PXL_20210104_170642305.PORTRAIT.jpg)
イヤホン本体はメッキとピアノブラックが交互に入ったメタル感のあるロックで上品なデザイン。
中央のメタル部がタッチセンサーとなっており、指でタッチするだけで操作が可能となっています。
▼TE-D01mの操作方法は以下です。
- Ⓛイヤホンの操作
- 2回タッチ➡音量-
- 3回タッチ➡音量+
- 長押し➡アンビエントマイクON・OFF
- Ⓡイヤホンの操作
- 2回タッチ➡次曲
- 3回タッチ➡前曲
- 長押し➡アクティブノイズキャンセリングON・OFF
- ⓁⓇ共通
- 1回タッチ➡再生/停止/受話/終了
![](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2021/01/PXL_20201204_160854910.PORTRAIT-1.jpg)
本機は、日本人の耳に合うようエルゴノミクスデザインに設計されているので、ステム部が他のイヤホンよりもとんがりコーン並みに尖っていて、耳の奥までしっかりと入ってくれます。
![AVIOT TE-D01mに付属しているイヤーピースと通常のイヤーピースの比較画像](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2021/01/PXL_20201204_160811745-1.jpg)
イヤーピースは低価格帯イヤホンとは違いソフトで浅いタイプのものが付属しています。
![AVIOT TE-D01mにSpinFitのCP1025を装着した様子](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2021/01/PXL_20210114_070037622.PORTRAIT.jpg)
因みに、別売りのイヤーチップSpinFitのCP1025を装着したところ、フィット感は最高潮になりこれまでのイヤホン史上最強にフィット感の高いものとなったのでTE-D01mを買うならCP1025も同時購入をおすすめします。
![](https://m.media-amazon.com/images/I/31z5z6UpdXL._SL160_.jpg)
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カンタンで安定したペアリング
![AVIOT TE-D01m全体像](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2021/01/PXL_20210104_170624221.PORTRAIT.jpg)
AVIOT TE-D01mは、他のTWS同様スマホなどのデバイスとペアリングをする際に初回のみ接続設定が必要です。
▼ペアリング方法は以下です。
- イヤホンをケースから取り出す
- スマホのBluetoothをONにする
- 接続可能なデバイスを検索する
- [AVIOT TE-D01m]を選択
- 接続完了!
次回以降はデバイスのBluetoothをONにしておけば、ケースからイヤホンを取り出すだけで自動的に接続が行われます。
![](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2021/01/aaa-740x416.jpg)
本機は、 Qualcommの最新左右同時接続技術「TrueWireless™️ Mirroring」を搭載しています。
TrueWireless™️ Mirroringというと、SoundPEATSのTrueAir2にも採用されている接続技術ですが、 左右のイヤホンでの通信の切り替えが非常に速いので再生中に音楽が途切れるといったストレスからは解放されます。
ただ、僕の個体だけなのかもしれないですが、割と通信が途切れることがあります。
音楽再生中にプツプツという音を鳴らして通信が途切れます。
再ペアリングをおこなうと症状は消えますが、比較的ほかのメーカーの完全ワイヤレスイヤホンに比べると多いです。
1万円以上の価格帯イヤホンの中では史上最高に多いので、これに関しては結構残念なポイントです。
音質チェック
![AVIOT TE-D01mで音質チェック](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2020/12/IMG_20201208_222531.jpg)
通常時
TE-D01mの音質は、中音域と高音域に強めなバランス型のイヤホンでした。想像以上に高音質。
ボーカルボイスからピアノ、管楽器などの音質の伸びが良く初心者好みなサウンドで、聴いていて心地よい印象。EDMなども軽快に聴くことができます。原音に近い音質のように感じました。
逆にベースドラムなどの重低音の迫力は弱めです。
ノイズキャンセリングON時
本機のアクティブノイズキャンセリング、マイルドANCは正直おまけ程度のものとなっていました。
以前レビューした、優れたノイズキャンセリング機能を搭載したEarFunの「Air Pro」の遮音レベルを8、JBLの「CLUB PRO+ TWS」の遮音レベルが10だとすると本機の遮音レベルは5程度かなと。
とはいえ、ないよりはあったほうが音楽への没入感は段違いに増します。まさにマイルドANCですね。
ただ、ノイズキャンセリングONでなおかつ楽曲が再生されていない時にかすかにノイズが聴こえました。
もちろん楽曲再生時には聴きとることはないですが…通信音みたいなものでしょうか、気になると気になります。
外音取込機能
アンビエントマイクは、外出時などに便利な機能で、イヤホンを装着していながら外音を聴きとることができるヒアスルー機能です。
こちらの性能も、ノイズキャンセリング機能同様、ないよりはあったほうがいいというレベルの品質で音楽再生には影響はありませんでした。
アプリ「SOUND XXX」で自分好みにカスタマイズが可能
![AVIOT TE-D01mと専用アプリ「SOUND XXX」](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20210114_155051.jpg)
AVIOT TE-D01mには12月中旬から専用スマホアプリ「SOUND XXX」が登場しました。
このSOUND XXXでTE-D01mをより自分好みにカスタマイズすることができます。
▼SOUND XXXは、以下から無料ダウンロードできます。
![AVIOT SOUND XXX](https://is1-ssl.mzstatic.com/image/thumb/Purple124/v4/68/6a/8c/686a8c0b-b2c3-53e6-51ea-c15e96f59ad0/source/512x512bb.jpg)
▼「SOUND XXX」で出来ることは以下です。
- タッチ操作の編集・変更
- イコライザーのカスタマイズ
- GPS捜索
- 外音取り込み機能の調整
タッチ操作の変更
ボタン設定では、タッチボタンの操作内容の変更ができます。
![](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2021/01/Screenshot_20210114-155441.jpg)
イコライザーのカスタマイズ
EQ設定では、イコライザーで音質を自分好みにカスタマイズすることができます。
![](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2021/01/Screenshot_20210114-155516.jpg)
予め用意された設定に切り替えることもでき、自分好みに完全カスタムすることもできます。
GPS捜索
GPSでは、TE-D01mとスマホを最後にペアリングした地点を地図で確認することができます。
![](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2021/01/Point-Blur_20210114_200234.jpg)
外音取込機能の調節
外音取り込みモードでは、外音取り込み時の再生音の音量を調整することができます。
![](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2021/01/Screenshot_20210114-155432.jpg)
まとめ
![AVIOT TE-D01m](https://oshanavi.com/wp-content/uploads/2021/01/PXL_20210105_043630838.PORTRAIT.jpg)
この記事では、AVIOT初のノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホン「TE-D01m」についてレビューしてきました。
日本では比較的人気の高いAVIOT製イヤホンの音質は、軽快で日本人の好みになっていることがわかりました。アクティブノイズキャンセリングを重要視しないのであれば非常にいいイヤホンです。
ノイズキャンセリング性能はそこまで期待できないといった品質だったので、次回機種に期待したいなと思います。少し辛口すぎたかな…
![](https://m.media-amazon.com/images/I/412xRgCRyIL._SL160_.jpg)
![](https://oshanavi.com/wp-content/plugins/yyi-rinker/img/arrow-right.png)