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この記事では、EarFunより提供してもらった完全ワイヤレスイヤホン「Free Pro 3」について、イヤホン好きなガジェットブロガー翁が実機レビューしていきます。
当ブログの運営者、ガジェット大好き翁(おきな)@okinalogです。よろしくね。
遂に出ましたね、EarFunフラッグシップモデル。
お値段9,480円。
先日SOUNDPEATSが出してきたAir4 Proも対応している次世代サウンド“Snapdragon Sound”にEarFunもしっかり対抗してきましたよ。しかも同社初のハイレゾ認証機!おめでとう!
その他Qi充電やマルチポイント接続機能も備えたFree Pro 3。
1万円以下でクセのないサウンドと全部入り機能を求めるひとはEarFunファンも、知らないひとも、Free Pro 3は要チェックです。
さあ、はじめようか。
ジャパニーズガジェットブロガー
翁
おきな
ガジェットが大好きな34歳/ ブロガー歴5年/ レビュー数180品以上(うちイヤホン80種類)/ サラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
コスパに定評のあるEarFunが生み出したフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホン「Free Pro3」
先代Free Pro2からの後継機であり、新たにマルチポイント接続とアプリ、Snapdragon Soundに対応し公式にハイレゾ認定されたフルスペックモデルです。
なんでも、コスパがよすぎてVGP2024金賞を受賞したんだとか。
そんなFree Pro 3の特徴は以下です。
- ハイレゾ相当aptX Adaptive対応
- Qualcomm QCC3072搭載Bluetooth5.3
- Snapdragon Sound対応(今後)
- ハイブリッドノイズキャンセリング搭載
- ワイヤレス充電・急速充電・マルチポイント接続対応
- 最大33時間のロングバッテリー
- IPX5防水設計
アクティブノイズキャンセリングは最大43dBのノイズを低減し、風ノイズの低減も可能。
片側4.5gのカナル型形状でありながら計6基のマイクを搭載しクリアーな通話もできる全部入りモデルとなっています。
パッケージ
Free Pro 3のパッケージには、本体と取扱説明書、シリコンイヤーピース4サイズ(SS~L)低反発イヤーピース1サイズ、イヤーフックS~L、充電ケーブルが付属しています。
SSサイズのイヤーピースが付属しているので耳の穴の小さなひとにも良心的ですね。
外観
Free Pro 3の外観は想像以上に小さいのが特徴です。
2もそうでしたが、3も小さい。それでいてイヤーフックが装着できるタイプなので装着感はかなりいいのが魅力のひとつ。
ケースもまた小さく、キットカットくらいにも関わらずワイヤレス充電に対応。
接続方法
EarFun Free Pro3はほかのBluetoothイヤホンと同じ方法で接続します。
- スマホ(またはPC)のBluetoothをオンにする
- EarFun Free Pro3のケースを開ける
- スマホ側で新規デバイスの追加を選択、デバイスを探す
- “EarFun Free Pro3”を選択して追加
- 接続完了
実際にEarFun Free Pro3を使ってみての感想を正直レビューしていくで!
相変わらず透明度の高い中音に強力になった低音
EarFunというとFree Pro2やAir Pro3など僕のなかでは中音がずば抜けてクリアーで、爽やかでテンポのよさが魅力なんですが、Free Pro 3はそれに重低音が強化された迫力満点版となっていました。
U字のドンシャリ傾向で、クールとウォームの中間でややクール寄りかな。
低音は輪郭が太く全体を覆うかんじに広がり、でもドラムやパーカッション系はインパクトがあり重たすぎないさっぱりめな印象。
中音は相変わらず爽快で、女性男性問わず聴きやすいです。この中音の主張具合は同価格帯では飛びぬけていると思います。
高音は下手な煌びやかさはなくニュートラルで刺さるかんじも一切なく、どっちかというともう少し前に出てもいいかなという位置感。(アプリでイコライザープリセット“高音ブースト”を選ぶとスカッと解消されました)
音像はやや遠め、音場は前後左右に並みなかんじですが楽器の分離感がしっかり作り込まれていて、全方向からダーッとサウンドが流れ込んでくる迫力を楽しめます。
BUMP OF CHICKENの『SOUVENIR』なんかは特に半端ない分離感を味わえました。
解像感はそこまで高くありませんが、迫力は味わえる音作りになっていると思います。
相変わらず強力なANC
Free Pro 3のANCは価格帯のなかでは強力なノイズキャンセリング性能を持ってます。
ホワイトノイズもいっさいないし、低音はしっかり効きを実感できるレベル。
高音はあまりカットされてない印象ですが、会話もよっぽど大声じゃなければ聞こえないレベル。
Air Pro3も強力なANCでしたが、Free Pro 3は装着感もよくて小さいのでこのサイズとしては申し分ないですね。
ちなみにアプリ側では耳に合わせてノイキャン性質を変更することができます。
個人的にはデフォルトがいちばん高性能に感じましたがひとによって耳の形状はちがうので、変更できるのは面白い機能ですね。
また、外音取込機能は可もなく不可もなくなかんじ。
ホワイトノイズはやや目立ちますし、自分の発する声はややこもり気味。イヤホンをつけたままコンビニで買い物をするのはちょっと慣れが必要かもしれません。
ただ、周囲の音はしっかりとれているので背後からの車や呼びかけには対応できますよ。
専用アプリでタッチ設定やイコライザーカスタムが可能。プリセットもあり
EarFun専用アプリでは、ANC・外音取込機能のオンオフ、タッチ操作の割り振り設定やイコライザーカスタムが行えます。
イコライザーはマニュアル作成に加えて予めプリセットも用意されていて、音楽オタクのOluv氏がカスタムしたイコライザーもチョイスすることができます(だれ)
低音ブーストや高音ブースト、Pop、Rock、低音を弱めるなど好みに合わせて変更できるので初心者でも扱いやすいですね。
低音ブーストにすると低音めっちゃ図太くなるよ!目が覚める!
タッチ設定は、左右それぞれ選ぶことができ長押しのほか1~3回タップまでの内容を変更可能。すべての操作を無効にする機能もあるので誤動作が嫌いなひとにはうれしい機能です。
その他低遅延ならゲームモードや風ノイズキャンセル機能のオンオフも切り替え可能となっています。
おすすめのイヤーピースは
Free Pro 3にはシリコンタイプのイヤーピースとほかに低反発イヤーピースも付属していますが、サイズはMサイズ(おそらく)の1サイズしか付属していないので、耳が大きめの僕はSpinFit OMNIをつけてレビューに挑みました。
先日レビューした同価格帯の完全ワイヤレスイヤホンTranya Novaのときもそうでしたが、フィット感がえげつないイヤピなので自然と音質も真価を確認することができてよき。
Free Pro 3にはイヤーフックが装着できるのでホールド力を気にせずSpinFitのCP100+とかでも良さげでしたよ。
- 相変わらず飛びぬけて透明度の高い中音に強化された低音
- アプリイコライザープリセットでカンタンに音質がガラッと変えられる
- 開けて驚く本体のコンパクトさ
- シリコンイヤーピースのほかに低反発イヤーピース(1サイズ)が付いてくる
- Snapdragon Soundに対応
- 脱着検知センサーは非搭載
ということで、今回はEarFunのフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホン「Free Pro3」について実機レビューしてきました。
同価格帯の完全ワイヤレスイヤホンが軒並み完成度が高くなってきているなか、次世代サウンドにも対応しつつワイヤレス充電や小型化、アプリでのカスタマイズ性確保など聴きやすい音質を担保しつつ機能盛りだくさんにできるのはさすがコスパのEarFun。
1万円以下で使い勝手のいい完全ワイヤレスイヤホンを探しているひとは要チェックです。