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このTWS、“見た目”でキメていい。マーシャル発のインナーイヤー「マイナーⅢ」レビュー

5 min
このTWS、“見た目”でキメていい。マーシャルの新インナーイヤー「マイナーⅢ」ハンズオン

2021年10月14日。ギターアンプで有名なマーシャル(Marshall)から完全ワイヤレスイヤホン「マイナーⅢ(Minor Ⅲ)」が新発売となった。

Marshallから2種類の新作完全ワイヤレスイヤホンが発売。うち1つはANC搭載」でもピックアップしていただけに、僕も11日にさっそく予約して手に入れてみた。

はじめに述べると、このイヤホンを選んだ理由は“ビジュアル”の一点だ。

見てほしい。この圧倒的存在感。

重厚感のあるオールブラックでレザーチックな上品デザインケースに、無駄のない武骨でシンプルなフォルムの本体。

カッコよさがにじみ出ていないだろうか。

Marshall Minor Ⅲ

今回のモデルは、遮蔽性の高いカナル型ではなく解放的なインナーイヤー型ということで僕個人としては「待ってました」というところ。

カナル型は音質がよくノイズキャンセリング効果は高まるけど、どうしても装着が面倒だし圧迫感が気に入らなくて長時間の装着が難しかったからだ。

Bows

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「解放的なインナーイヤー型で高音質な完全ワイヤレスイヤホン」それが僕の求める理想。オーディオ機器ブランドがそれを出したならそりゃあ興味津々だよね。

でも、じゃあ解放的インナーイヤー型の「マイナーⅢ」は音質遅延のところはどうなんだろう。値段は15,000円を越える。見た目だけで本当にキメても良いものなのだろうか…内心そう疑問に思っていた。でも、僕は分かった。

答えは “Yes” マイナーⅢは見た目だけでキメていい完全ワイヤレスイヤホンだ。って。

ということで、この記事ではマーシャルの新完全ワイヤレスイヤホン「マイナーⅢ」の実力をレビューしていく。

Bows

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充電器や完全ワイヤレスイヤホンなどガジェットが好きなブロガーBOWS@guidbows)よろしくね。

見た目だけじゃない。マーシャル「マイナーⅢ」のスペック

見た目だけじゃない。マーシャル「マイナーⅢ」のスペック
製品仕様スペック

形状:インナーイヤー型

重量:4g(イヤホン片側),約40g(充電ケース)

操作方式:タッチセンサー

搭載ドライバー:12mmダイナミックドライバー

周波数帯域:20Hz – 20,000Hz

Bluetooth:バージョン5.2

対応コーデック:SBC,aptX

感度:93db SPL

防水機能:IPX4

連続再生時間:約5時間(イヤホン単体),約25時間(ケース込み)

片耳モード:○

ハンズフリー通話:○

アクティブノイズキャンセリング:×

外音取り込み機能:×

脱着検知自動停止/再生:○

充電端子:USB-C(15分間で1.5時間分の急速充電に対応),Qiワイヤレス充電

参考:KANJITSU DENKI CO.,LTD

高級なシボ感を再現したワイヤレス充電対応ケース

まずはやっぱりこのシボ感のあるレザー調ケースが目を引く。

一見Air Podsにカバーをかぶせたような見た目だけど、このマイナーⅢは地がコレ。実際には型押しのプラスチックなのだけど、ぱっと見は完全にレザー。オールブラックに“Marshall”のブランドロゴがゴム製素材で埋め込まれていてモノトーンなのがまたいい。

ポケットからさりげなく見せるだけでも十分かっこいい。

さらにこのケース、Qiワイヤレス充電にも対応しているから充電も置くだけスマート。きちんとロゴを上にした状態で充電ができるからデスク上で充電してるだけでも存在感を放つ。

高級なシボ感を再現したワイヤレス充電対応ケース

重厚感のあるインナーイヤー型

重厚感のあるインナーイヤー型

ケースから取り出すと出てくるのはこれまた今までのインナーイヤー型とは一際違った重厚感のあるインパクトの強い漆黒の本体がちらり。

うどん形状ながらも下部はスチール感のあるギザギザ模様。かつて自転車に装着していたトンボを思い出す男心をくすぐるデザイン。

耳に装着した状態がまたまたかっこいい。

ロングコートだろうが、ダウンジャケットだろうがどんな服装にもカチッとマッチしてくれるCoolなデザインだ。

「え、黒いAir Pods?いや違う!あれはなんなんだ!?魔人○ウ⁉」

ちなみに操作は上部Marshallの頭文字が刻印された部分。タッチすることで楽曲のスキップや再生/停止ができる仕様となっている。

ただし、イヤホン側で音量調節はできない。ココが弱点。

もののついでに、最近レビューした同じインナーイヤー型のSOUNDPEATS Air3と見た目を比較するとこんなかんじ。

Air3のほうが若干音を発する部分が下を向いていて、マイナーⅢはまっすぐ横。同じインナーイヤー型でも設計は違うということがわかる。

販売価格がまったく違うので音質で比較するのは邪道だから割愛するけど、形状に関してはAir3のほうが若干装着部が小さいから耳の小さい人向けか。

(左)Air3(右)マイナーⅢ

シャリ感のある独特のサウンド

肝心の音質についてだけど、「これがMarshallの音質か」というような独特のサウンドだった。

と、いうのも今回がMarshallデビューな僕の中で『Marshallのイヤホンはパンチの利いた強ドンシャリサウンドだろう』とばかり予想していたから、それを大胆に裏切られて面を食らってしまったからだ。

マイナーⅢの音質はシャリ感のある中~高音域の解像度が際立ったものとなっていた。

ボーカルの声は鮮明にかつ前面に出ていて、高音と一緒にまず響き渡る。全体的にフラットな音質ではあるけれど、聴き心地は良い。

かといって低音域がひ弱というわけではない。ベースやバスドラムの音がしっかりと力強く洪水のように流れ込んでくる。そして、それを爽やかなパーカッションなどのシャリ音がつなぎ合わせているようなイメージだ。

ソニーの完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」がドームでの生歌コンサートと例えるなら、マイナーⅢは街の小さなライブスタジオでの生演奏のよう。近くてリアルで新鮮な音だ。

あとで知ったのだけど、マーシャルの定番ギターアンプは中~高音の抜けが良いのが特徴らしく、そう考えるとマイナーⅢはきちんとマーシャルらしくチューニングされたオーディオ機器に仕上がっているようだ。

選んだのはJazzのハービー・ハンコック『Chameleon』

Prime Music HDで24bit/96KHzのULTRA HDサウンド対応高音質楽曲も聴いてみた。

これがどうだろう、フラットだったマイナーⅢが立体サウンドに一変する。いやもうスゴイ立体。

右や左、前後ろからギターだの電子オルガンだのスネアドラムの音がクッキリと別々に押し寄せてくる。(楽器には詳しくないから間違っていたら申し訳ない)

Jazzを普段あまり聴かない僕でも思わず曲が終わるまで聴き入ってしまうほど。インナーイヤー型でここまで立体的な音ははじめて聴く。

※正確にはマイナーⅢは立体音響には対応していない

ついでに物は試しと今度はDeezer360で同じ楽曲を聴いてみた。ソニーのWF-1000XM4も正式に対応している立体音響ストリーミングサービスだ。

Deezer360でさきほどと同じ楽曲を聴き比べ

これがまた驚くことに、Prime Music HDよりもさらに調和のとれた上質な立体音響で『Chameleon』を聴くことができた。同じ楽曲でもさきほどとはまったく音色が違う。

「Prime Music HDの楽曲は立体さを強調するあまり楽器それぞれが主張しすぎて調和がとれていなかったんだ」と、そう気づく。そのくらいDeezer360の『Chameleon』はバランスのとれた美しい立体音響に仕上がっていた。

きちんと音楽となっている。

※正確にはマイナーⅢは立体音響には対応していない。

やっぱり月額1,000円を超えるストリーミングサービスはラベルが違うなぁ。立体音響非対応のイヤホンでもここまで立体感を感じられる音源を配信しているというか、いや、ここまで違いが分かるマイナーⅢの底力がホントは一番凄いのかもしれない。や、きっとそう。

遅延も少なく通信は安定的。使い心地もいい

マイナーⅢ、使い勝手についても申し分ない。

今回僕はAndroidスマホ「Pixel4a」にマイナーⅢをペアリングしたのだけれど、スマホのBluetoothをオンにしてケースの蓋を開けたとたんにスマホ側にペアリング接続の通知ウィンドウが出てきたのには驚いた。

遅延も少なく通信は安定的。使い心地もいい

このウィンドウで「接続」をタップするだけでもうペアリングが開始される。まるで僕のスマホのためだけに最適化されたような…歓喜。

ペアリング後の通信に関してもマイナーⅢは比較的安定していて、休日にまる半日小倉駅前のマック周辺を徘徊してみたけどその間まったく音楽が途切れたり飛んだりすることはなかった。

もちろん、aptXコーデックに対応しているから動画を見たりしても遅延も感じず安定感がある。

雨の日でも安心の防水設計

見た目だけで買ってよし。“最高にカッコいい”相棒

見た目だけで買ってよし。“最高にカッコいい”相棒

ということで、マーシャルから10月14日に新発売となった完全ワイヤレスイヤホン「マイナーⅢ」について実機レビューをしてきた。

どうだろう、見た目一択で買ってしまっていいことがおわかりいただけただろうか。もちろん見た目だけでなく性能も申し分ないことがわかったと思う。aptXコーデックワイヤレス充電ペアリングのスマートさ十分なバッテリー量

つまるところ、昨今の完全ワイヤレスイヤホン市場においてもう機能面は十分成熟してきたと言える。だからこそ、これからは完全ワイヤレスイヤホンも見た目でキメていいと僕は言い切る。

特にファッション性を重要視するユーザーにはこのイヤホン、ドンピシャリだと思う。

気になったところ
  • イヤホン側で音量調節はできない
  • 専用アプリは用意されていない
いいところ
  • 圧倒的かっこよさが放つ存在感
  • 置くだけワイヤレス充電対応でケーブル要らず
  • ペアリングがスムーズで通信も低遅延
  • もはやほぼ立体音響対応な高音質

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