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この記事では、2022年月日にSOUNDPEATSから新発売となった完全ワイヤレスイヤホン「Capsule 3 Pro」について、提供していただいた実機を基に外観や音質など使用感をガジェットブロガー翁がレビューしていきます。
当ブログの運営者、ガジェット大好き翁(おきな)@okinalogです。よろしくね。
「1万円以下で満足のいく高音質を。なんならANCも備えつきの」
そんな理想をかなえる機種が遂に登場しました。SOUNDPEATS(サウンドピーツ)の『Capsule 3 Pro』です。
- ハイレゾ音源“LDACコーデック”に対応
- 装着感のいいカナル型
- ANC・外音取込機能搭載
- ケース併用最大52時間つかえるロングバッテリー搭載
- 8,000円台!
またしてもSOUNDPEATSがやってくれました。
音楽に没入できるANCと豊かな音質ハイレゾが8,000円で手に入るって、いったいどこのコストを抑えたら実現できるのか知りたいくらいです。
ということで、さっそくレビューしていきます。
さあ、はじめようか。
新色登場!
ジャパニーズガジェットブロガー
翁
おきな
ガジェットが大好きな34歳/ ブロガー歴5年/ レビュー数180品以上(うちイヤホン80種類)/ サラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
今回レビューするのは、コスパの代名詞といっても過言ではない中国深セン発のオーディオブランドSOUNDPEATS(サウンドピーツ)から、12月26日に新発売となった完全ワイヤレスイヤホン「Capsule 3 Pro(カプセルスリープロ)」
サウンドピーツといえば、もはや完全ワイヤレスイヤホンとしては定番化しているといっても過言ではないほど名の知れたブランドで、コスパで選ぶならまずサウンドピーツとまで言えるほど手頃な価格で優れたパフォーマンスの機種を世に輩出してきました。
そんなサウンドピーツのCapsule 3 Proは、1万円以下(8,480円)で遂にハイレゾ音源とアクティブノイズキャンセリングの組み合わせに対応した超超コスパ機種。
本機の主な特徴は以下です。
- LDACコーデック・ハイレゾ音源に対応
- 最大52時間連続再生できるバッテリー容量
- ANC・外音取込機能がつかえる
- アプリでイコライザーをカスタムできる
理論上、従来のSBCコーデックよりもより広い範囲の音の再生が可能で、豊かな音の再現を実現。
完全ワイヤレスイヤホンとしては定番となっているバイオセルロース製の大型12mmドライバーを積むことで迫力のあるサウンドを楽しむことができる仕様となっています。
そのほか、イヤホン単体8時間・ケース併用最大52時間と完全ワイヤレスイヤホンとしては若干長めのバッテリー容量でまる2日間充電なしで使え、6基のマイクで通話品質にも気を配っています。
極めつけは最大43dBのノイズを低減するANCに対応していること。
8,000円台でANC対応機種と言えばEarFunやAnkerなどの人気どころもライバルとなるなか、ANCだけでなくハイレゾにまで対応しているモデルは現状サウンドピーツのCapsule 3 Pro一択です。
ドライバー | 12mmダイナミックドライバー |
Bluetooth | 非公開 |
対応コーデック | SBC,AAC,LDAC |
連続再生時間 | 単体:8時間 ケース併用:最大52時間 |
充電方法 | USB Type-C |
サイズ | (タテ)49.9×(ヨコ)67×(奥行)26mm |
重量 | 48g |
「Air3 Deluxe HS」との違い
LDAC対応というと、それこそ先日おなじサウンドピーツから「Air3 Deluxe HS」が登場したばかり。
こんなにハイレゾ対応TWSを頻繁に発売して、意味あるのか?と思いがちだけど、インナーイヤー型とカナル型ではニーズが異なります。
Capsule 3 Pro | Air3 Deluxe HS | |
---|---|---|
ハイレゾ | 〇 | 〇 |
形状 | カナル型 | インナーイヤー型 |
ゲームモード | 〇 | 〇 |
アクティブノイズキャンセリング | 〇 | × |
外音取込 | 〇 | × |
販売価格 | 8,480円 | 7,180円 |
今回発売されたCapsule 3 ProはANCを備えていることから、もっとも強力な一品ということになります。
外観
これが実際のCapsule 3 Proのケース外観。
Airシリーズのケースと似た楕円形の丸石みたいな形状です。
イヤホンはタテに差し込み式で、重さは約49g。
Air3 Deluxe HSのケースと比較するとCapsule 3 Proのケースのほうが艶消し塗装でひとまわり大きいのがわかります。
イヤホンの形状はAirPods Proより若干長めのスティックカナル型で、ピンクゴールドが際立つ上質なビジュアルとなっています。
ステムは通常の完全ワイヤレスイヤホンより若干短めです。
ということで、実際にCapsule 3 Proを使ってみた使用感をレビューしていきます。
今回はLDACコーデック対応ということで、Pixel7でAmazon Music Unlimited視聴してみました。
“1万円以下”の常識をくつがえす高音質
Capsule 3 Proの音質はひとことで表現するならとんでもなく良くできた高解像度ドンシャリ。
ハイレゾの豊かさをANCで最大限に引き出していて、理論値は抜きにして実感レベルで音がよかったです。
全体的に伸び感のある印象で、温かみのあるサウンドです。
密閉性の高いカナル型ならではの低音の力強さ。
ボーカルの声の主張が強めで、でも中音高音もバランスよくついてきていてパーカッションもキレが良く聴き心地はいい。
個人的にはエコーがかかりすぎているかんじがしたけど、それは音源に近い音を出す有線イヤホン(IEM)に慣れてしまっているからでしょう。着色としては面白いです。
これまで1万円以下のTWSで失敗してきたなってひとでも満足できるであろう音質です。
ANCの性能は値段相応。あることに意味がある
Capsule 3 Proのアクティブノイズキャンセリング具合は、同価格帯の完全ワイヤレスイヤホンのソレと同等クラス。
WF-1000XM4みたく宇宙空間を体験できるほどの性能ではありません。(当然か)
強いて言えば、マイク位置の工夫で風切り音を低減する設計になっているところが通勤時徒歩組の僕にとっては利点でした。
あるとないとでは雲泥の差くらいに風切り音が減ったのが実感できました。
先日発売された同社Air3 Deluxe HSにはアクティブノイズキャンセリング機能そのものがそもそも搭載されてなかったから、それにプラスされたと考えると差額1,000円は安いと思います。
やっぱり音楽への没入感は圧倒的にCapsule 3 Proのほうが圧倒的に高いです。
外音取込は意外といいかんじ
いっぽうで外音取込機能の性能は想像以上によかったです。
不自然な取込ではなく、わりとナチュラルででもしっかり音を取り込むことができている印象で、違和感がありません。
ただ、全体的にホワイトノイズが目立ったのは減点箇所ですね。
とはいえ、下手に外音を強調しているかんじでもないし金属音がキーンと響くかんじもなかったので、外音取込機能目的で買わないかぎりは文句のつけどころはないかなと思います。
アプリ対応でイコライザーをいじれるのは楽しみ甲斐がある
Capsule 3 Proは、SOUNDPEATSのスマホ専用アプリ『SOUNDPEATS』に対応しています。
アプリでは、ANCの切り替えやゲームモードのオンオフ、イコライザーのカスタマイズができるようになっています。
これが意外とCapsule 3 Proをより楽しむツール。
イコライザーは、各ジャンルごとに特化した既存のものか、自分での完全カスタマイズを選択することができます。
個人的にはカスタマイズより音楽を再生しながら既存のをポチポチ切り替えて音の変化を楽しむ方がすきです。
また、タッチセンサーの誤動作を防ぎたいひと用にワンタッチキーの無効化もアプリ側からできるから、気になるひとはインストールしておきましょう。
やっぱりハイレゾ音源に対応していてANC搭載機となれば欠点もあるだろうと探してみました。
結論はふたつ。
Qiワイヤレス充電には非対応
残念ながらCapsule 3 Proはワイヤレス充電に対応していません。
なくても困らない機能ではあるけど、あると便利なんですよねぇ置くだけ充電。
Qiに対応していたとしたら、かなり評価は高かったと思います。
ケースが若干大きめ
Capsule 3 Proのケースサイズは、(タテ)49.9×(ヨコ)67×(奥行)26mmと、最近の完全ワイヤレスイヤホンのケースとしてはやや大きめ。
Airシリーズのケースと比較するとCapsule 3 Proのケースのほうが若干おおきいです。
さらっとしたマット素材なのであまり邪魔にはならないけど、ポケットに存在感はでてきますね。
今回、Capsule 3 Proは純正イヤーピースでも結構な装着感を得られたんだけど、個人的に最高だったのはAZLA SednaEarfit Crystal for TWSとの組み合わせ。
遮音性マシマシで、もっとも装着感がよかった。SednaEarfitシリーズは相変わらずいい仕事してくれます。
詳細は以前レビュー記事にもしているから、気になるひとは確認してみてください。
ということで、今回はサウンドピーツの最新作「Capsule 3 Pro」について実機レビューしてきました。
ハイレゾ対応で最大52時間つかえて、装着感も申し分ないカナル型でそれなりのANCまで搭載してアプリにまで対応。
8,000円台でここまで高音質を体験できるようになったかぁ。どこまでいくんだ完全ワイヤレスイヤホン。
- 1万円以下でハイレゾ音源を体感できる
- ANC搭載で音を最大限強調して没入できる
- アプリでイコライザーをいじれる
- しっかり奥まで入る装着感
- ワイヤレス充電非対応
- ケースが若干大きめ