TribitのStormBox Proレビュー。1万円以下で死角なし全方向スピーカー

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家にこもるのが好きな僕にとって、音楽は欠かせない存在。となれば、できうる限り高音質な音で音楽を楽しむがベター。

いい音に包まれながらの生活は気分を上げ、やなことを忘れさせてくれるし、嬉しいことを倍増させてくれる、いわばポジティブシャワーだ。

Tribit(トリビット)の「StormBox Pro(ストームボックス プロ)」は、それを実現してくれる。

若干1万円満たないこの黒塔は、しっかりとした接続の安定性でありながら思わず踊りたくなるようなウーハーの利いた重低音を発する。

360度全方向から。

この記事では、VGP 2021 SUMMERを受賞したTribitのStormBox Proを実機レビューしていく。屋内屋外問わずバイブスをガンガン上げたいという人は必見。

メリット
  1. 360度どこから聴いても高音質を体験できる
  2. IP67完全防水でアウトドアでも活躍できる
  3. 2台同時接続ステレオモードが利用可能
  4. 重低音強化XBassモード搭載
  5. 低遅延aptXコーデック対応
デメリット
  1. 2台同時接続には同機種が2つ必要
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Tribit
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今回レビューするモデル

この記事は、Tribit様より提供していただいた実機に触れてレビューしています。

Tribit「StormBox Pro」

今回紹介する製品は、2021年4月13日にTribitが販売したBluetoothワイヤレススピーカー「StormBox Pro」。

Tribitと言えば、このブログでも以前「Tribit XSound Surf(BTS21)レビュー。2,000円台で重低音の利いたワイヤレススピーカー」という記事を公開した。

StormBox Proは、その最新版にして最上位モデルだ。

StormBox Proは、Bluetooth5.0・aptXコーデックに対応し最大30mの距離までデバイスと離しても使用可能。

iPhoneはもちろん、Androidスマホとの相性がバツグンにいい。また、スピーカーフォンとしても使用できる。

IP67等級(水深1mの深さまで沈めても内部に水も粉じんも侵入しないレベル)設計の完全防水なので、海水浴やキャンプなどアウトドアシーンでも活躍する構造となっているのがポイント。

販売価格は、9,999円。

製品仕様詳細

Bluetoothバージョン:5.0
出力:40W
周波数:60Hz-20KHz
充電時間:7時間目安(5V2A)
本体重量:980g
サイズ:96×96×180mm
保証期間:購入から18カ月間

参考:Tribit公式サイト

付属品は、充電ケーブル・取扱説明書・保証書の3種類同梱。

充電ケーブルはUSB-A to USB-Cタイプ。

底面には、技適認証マーク等を記載。

本体は1㎏に満たないうえに、上部にしっかりとした取っ手が備え付けてあるので持ち運びはしやすいデザインとなっている。

さらに、StormBox Proを2台揃えるとステレオモードとして2台同時接続することも出来る

ホームシアターなどの環境では大迫力の高音質をおうちで手軽に体験することができるということだ。

360度高音質。部屋全体をサウンドボックス化

スピーカーって本来前からしか音が鳴らないと思いがちだけど、StormBox Proはまさかまさかの360度全方向から音を発する仕様となっている。

前後にトランスデューサーとウーハー。左右にダブルパッシブラジエーター。さらに下にはサブウーハーを搭載することで360度全方向をカバー。

どんな角度、どんな場所に置いても低音の利いた歪みのないサウンドを楽しむことができる。

実際に音楽を聴いてみると、おそらく誰しも期待値以上の高音質であることに驚くと思う。

中~高音域はクリアでザラツキもなく原音に近い歪みのない音質で聴いていてなんの違和感も感じない。

低音はやや強さに欠けるけど、地面に響く感覚はしっかりとあり全体的なバランスが取れていて心地がいい。

StormBox Proは、本体の音量デバイスの音量2種類の音量が反映されるスピーカー。特にStormBox Pro側の音量は少量+するだけ大幅に大きくなるので夜中の利用は注意が必要だ。

そして、低音にパンチが足りないといった場合には低音ブースト機能である“XBassモード”がある。

上部[XBass]ボタンをワンプッシュするだけで明らかに重低音の迫力が増す。

好みに合わせて音質を変更できるのはなにかと嬉しいギミックだ。

以前、「やっぱり最高。デスクがカフェに。BOSEのポータブルスピーカー「SoundLink Mini Ⅱ」レビュー」という記事を書いたけど、正直なところSoundLink Mini ⅡとStormBox Proでは聴き比べないとハッキリとしないほど音質に違いがない。

たしかにSoundLink Mini Ⅱは2015年発売のモデルではあるけど、価格的にはStormBox Proの倍近い価格帯の製品。

それだけStormBox Proの音質が良いということだ。

20時間使用可能。モバイルバッテリーにもなる

StormBox Proは10000mAhの大容量バッテリーを内蔵していて最大20時間の連続再生が可能となっている。

ワイヤレススピーカーとしては大容量だ。

アウトドアなど充電ができない環境でも充電せずに長時間音楽を楽しむことができる。

充電端子は本体背面のゴムキャップの裏に隠されている。

ココにはUSB-A(大きいほう)とUSB-C(小さいほう)があり、USB-Aからは出力をすることができるので、StormBox Proをモバイルバッテリーとしてスマホやタブレットなどの充電を行うこともできる。

10000mAhならiPhone2回分くらいはMAX充電できる。

スピーカーにモバイルバッテリーとしてのサブ機能は組み合わせバツグンと思う。

優れた低遅延さ。aptX対応で動画鑑賞にも最適

StormBox ProはAndroid端末で利用できる高速通信規格aptXコーデックに対応していて、加えてテキサス・インスツルメンツ(TI)を搭載しているので、限りなく低遅延な通信を行うことができる。

動画などを観ながらでも映像と音声でズレはほぼなし。

その辺の安い完全ワイヤレスイヤホンでも感じるようなズレはStormBox Proからはまったく感じることができなかった。

あわせて2台同時接続も可能なので本機を2台揃えればホームシアターでの利用で真価を発揮するモンスタースピーカーと言える。

値段を抑えて、でも音質は妥協したくない人へ最適解

今回は、新たにTribitから発売されたBluetoothワイヤレススピーカー「StormBox Pro」をレビューしてきた。

モバイルバッテリーにもなる大容量バッテリーに重低音強弱の切り替えができ高音質が360度どの角度からも楽しめる優れたワイヤレススピーカーとなっていた。

それでいて1万円以下となればコスパは最強クラスだ。

室内だけでなく屋外でも十分に遜色ないスペックというのがまたいい。

今日も一日StormBox Proのおかげで前向きに気持ちをアゲていくことができる。

メリット
  1. 360度どこから聴いても高音質を体験できる
  2. IP67完全防水でアウトドアでも活躍できる
  3. 2台同時接続ステレオモードが利用可能
  4. 重低音強化XBassモード搭載
  5. 低遅延aptXコーデック対応
デメリット
  1. 2台同時接続には同機種が2つ必要
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今回レビューしたモデル

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