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予約購入していたSAMSUNGの完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds Pro(ギャラクシーバッズプロ)」が手元に届いた。
Amazonでのアナウンスでは4月の11日着予定だったのにもかかわらず実際には11日発送の12日着と少々出遅れたかたちとなってしまった。
予約時にアップした記事にも書いたように、今回のSAMSUNG製完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds Pro」には注目すべき特徴が3点ある。
- 99%雑音を除去するANC(アクティブノイズキャンセリング)機能
- 外音取込機能
- 360度オーディオ
の3点だ。
開封からまる1日ほど触ってみた率直な意見を先に述べると、Galaxy Buds Proのこの3点の特徴のうち2点は非常に優れた性能となっていた。
残念ながら残る1点を含む一部機能についてはGalaxyスマホが必要でGoogleのPixel4aをつかっている僕は100%検証することができなかった。
ただ、Galaxyスマホがなくても音質や使い勝手になんら問題はないし完全ワイヤレスイヤホンとしては最高に良い。
この記事では、そんなGalaxy Buds Proの実際の使用感をレビューしていく。発売間もないGalaxy Buds Proを買おうか迷っている人はぜひ参考にしてほしい。
ネオジャパンデスクセットアッパー
翁(おきな)
オッキーナ
ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
これが、実際のGalaxy Buds Pro。パッケージは漆黒のブラックで箱自体はコンパクト。
自身初のSAMSUNG製TWSだ。
本体価格は19,800円で、連続再生時間は5時間。
IPX7最高等級の防水設計となっている。
いわゆるハイエンドクラスの完全ワイヤレスイヤホンだ。
BluetoothはVer.5.0をサポート、SBCとAACコーデックに対応しているのでiPhoneからAndroidまで利用することができる。
河原の小石を磨いたようなデザイン。
内部の本体はキラッキラに磨かれたミラータイプで、アクセサリー性が高いからスーツならイタリア系、ネイビーのテーラードジャケットに白のスラックスと相性がよさそう。
僕はこの1年で30種類以上のイヤホンに触れてきたけど、基本的にデザイン性が乏しい機種が多いなかで外観のスタイリッシュさはGalaxy Buds Proは一歩リードしている。
サイズ感を手持ちの完全ワイヤレスイヤホンと比較してみた。左から「Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro」、中「Galaxy Buds Pro」、右「ゼンハイザーCX400BT」。
ちなみに、Galaxy Buds ProのケースサイズはGalaxy Buds Liveと同じらしい。
Qiワイヤレス充電ももちろんできるので、ケーブルいらずで便利。
イヤホン本体は、密閉性の高いカナル型ということで小ささも相まって耳へのおさまりがちょうどいい。
フィット感は僕の経験した製品中だとJabraのElite 75tの次に付け心地がよかった。
つまり着け心地ランキング2位。
実際にイヤホン本体を装着した様子がコチラ。
ブゥオンという音とともにスムーズにスマホとペアリングされ、ミラー部分をタッチするだけで操作ができる。
「タッチの感度が悪い」というレビュー記事を見たけど素人的にまったく気にならないレベルだった。
むしろ脱着時にいちいちポンポンポンポン操作音がなるくらい感度がよかったので、僕はアプリから「タッチをブロック」をオンにしている。
僕が本機を買う動機となった”99%の雑音を除去するANC(アクティブノイズキャンセリング)”
コレが実際のところ確かに他を認めさせないレベルで圧倒的な静寂を得ることができた。
非常に優秀。
耳にBuds Proを装着したまま外出し、途中耳から外した際周囲が風でなびく草木の音がうるさいことを知って驚いたほどに雑音は除去されていた。
屋内でも、人の歩行音から換気扇・食洗機のノイズ音を全く聞こえないと言っていいレベルで消した。
唯一、換気扇を強にして真下に近づいて「サー」という軽い音が聴きとれたくらい。
ここまでのノイズキャンセリングレベルなら勉強や読書の際に静けさが欲しいという時に有効。
この記事もGalaxy Buds Proで音楽を聴きながら書いているけど、静寂の中で作業ができてとても集中できる。
ちなみに、本体を長押し(あるいはアプリから操作)することでANC⇔外音取込機能の切り替えができる。
また、左右の長押し操作の内容はアプリから変更することも可能。
Galaxy Buds Proは外音取込機能が備えてある。
この機能は外出時にあると便利な機能で、イヤホンを着けたままでも周囲の音を聞くのに役立つ。
しかも、本機には加えて“自動音声検出機能”というものが備わっているので、楽曲を再生中でも装着主の声を検出すると自動的にボリュームを下げて周囲の音を聞きとりやすく調節してくれる。(アプリでオン時)
例えば、みんな大好きJustin Bieberの「Sorry」を聴きながらコンビニで会計をするときも、久しぶりにEMINEMの「Lose Yourself」を聴きながらジムで筋トレしていても、
誰かに話しかけられた瞬間に「え?なに?」と一声上げれば途端にLIVEからBGMに切り替わる。
「いちいちイヤホンを外さなくていい=イヤホンを落とすリスクが減る=イヤホンを傷つけずに済む」
ちなみに、外音取込機能の聞こえ具合は非常にクリアーで、レベルを4段階に調節可能。
最大にすると補聴器レベルに聞こえがいい。
例えば、寝室で夜泣きしているこどもの鳴き声がまるで真横で泣いてるようにハッキリと聞こえるし、キーボードの打鍵音なんか生の耳で聴いているよりも強調されて聴きとれる。
Galaxy Buds Proは、AppleのAir Pods ProやSONYのWF-1000XM3のような360度オーディオ(空間オーディオ)を実装していて僕も体験を非常に楽しみにしていたのだけど、残念ながら現在360度オーディオに対応しているのは同じSAMSUNG製のスマホ(Galaxy S21)に限られるとのこと。
某メディアによると、SAMSUNG製の旧型モデルでも機能を使えるように現在開発中らしい。
いずれにしてもSAMSUNG製品縛り。非常に非常に残念。
ちなみに、本機は”オートスイッチング”といって複数の接続済みデバイスの中から瞬時に接続先を切り替えることができる機能が備わっているが、これもまた使用はOneUI3.1以降を搭載したGalaxyスマートフォンおよびタブレットに限定される。
ただし、360度オーディオなしでもリッスントゥミュージックは非常に高音質で楽しむことができた。
本機はAKGによってチューニングされた特注スピーカーを内蔵していることもあってか、忠実に原音を再現している。
伸びがあって、解像度も比較的高め。
ボーカルボイスがハッキリしたタイプの音質で、Bassも強すぎない程度にブーストされていてどの音域も遜色なく味わうことができる。
ほかの先行レビューを見ると「高音域が若干弱い」という文言があったけど、僕は高音域もきちんとキンキンしないレベルで強調されているように感じたので、装着具合や音量、ユーザー個々の聴力の関係でも聞こえ具合は多少かわってくるだろう。
また、音質に関しては専用スマホアプリ「Galaxy Wearable(ギャラクシーウェアラブル)」でイコライザーをカスタムすることができる。
厳密には、JabraのElite 75tやJBLのCLUB PRO+TWSのように各音域を手動でいじることはできなくて、あらかじめ用意されたプリセットを選択することしかできない。
それでも、プリセット各々の色味は全く異なるので気分に合わせて遊び甲斐はある。
待望のGalaxy Buds Pro専用イヤーピースが2021年7月1日、SpinFitから発売となった。
専用アダプターCPA2を装着して同梱されたCP1025を付けることで、純正とは違った吸い付くような装着感を得ることができた。
純正のイヤーピースに違和感を感じていたという人は是非チェックしてみてほしい。
レビュー記事:「SpinFitのイヤピ「CP1025&CPA2」でGalaxy Buds Proが耳に吸い付くような装着感に」
この記事では、予約購入しさっそく手元に届いたSAMSUNGの完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds Pro」についてレビューしてきた。
僕がGalaxy Buds Proに魅力を感じた3点のうち2つは確かなものだと分かった。
360度オーディオやオートスイッチングなどの一部の機能を体験するにはGalaxy S21(OneUI3.1以降搭載のGalaxyスマホ)が必要となるなど欠点的なところもあるけど、ANC性能・外音取込機能・自動音声検出機能・音質の優秀さなどを加味するとTWSハードウェアとしては十分に優秀。
- デザイン性の高いケース&本体
- 外音取込機能と自動音声検出の組み合わせが優秀
- ANCは確かに99%レベルで雑音を除去してくれる
- 原音再現度の高い高音質
- 便利なQiワイヤレス充電対応
- 360度オーディオとオートスイッチングを使用するには特定のGalaxyスマホが必要
- イコライザー調整は手動(スライダータイプ)ではできない
- イヤーピース装着部分の形状が独特
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