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当ブログの運営者、ガジェット大好き翁(おきな)@okinalogです。よろしくね。
実は僕、完全ワイヤレスイヤホンが大好きといいながら完全ワイヤレスイヤホンの代名詞でもあるAppleのAirPods Proを使ったことがありません。
というのも、僕のスマホはAndroidだし、そもそもAirPods Proはイヤホンだというのに3万円もする高級品だからです。優れたノイズキャンセリングとかっこいいデザインと、いいサウンド。
ただ、僕がそんな考えを抱いていたのも今回レビューする完全ワイヤレスイヤホンと出会うまででした。
AirPods Proなんて、必要ありません。このCLUB PRO+ TWSがあれば。
JBLのCLUB PRO+ TWSは、AirPods Proよりも1万円安い価格で確かな静寂と素晴らしいサウンドを手に入れることができます。
優れたハイブリッドノイズキャンセリング性能に、キレの良い高解像度な音質、装着感の良いカナル型、便利なワイヤレス充電とイコライザーカスタム可能な専用アプリ対応と今の完全ワイヤレスイヤホンに欲しい理想の機能はすべて揃ったイヤホンです。
ということで、JBLの完全ワイヤレスイヤホン「CLUB PRO+ TWS」がどういった製品なのかのおさらいと実機レビューをみていきましょう。
ネオジャパンデスクセットアッパー
翁(おきな)
オッキーナ
ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
JBL製完全ワイヤレスイヤホン「CLUB PRO+ TWS」
CLUB PRO+ TWSは、2020年11月にアメリカの老舗オーディオブランドJBLから発売された最新完全ワイヤレスイヤホンです。
本機の主な特徴は以下です。
- 6.8mmダイナミックドライバー
- ハイブリッド式アクティブノイズキャンセリング
- アンビエント機能搭載
- Qiワイヤレス充電対応
- 24時間連続再生可能(ANC時)
- 販売価格はAmazonで21,634円(2021年1月13日現在)
これまで、5,000円~10,000円程度の完全ワイヤレスイヤホンをいくつか触れてきましたが、CLUB PRO+ TWS並みに高解像度なキレの良い音質の製品は見たことがありません。強いて言うならデュアルドライバーを搭載したSoundPEATSのTruengine 3SEの音質が近いかな…?
また、さらには、優れたノイズキャンセリング機能とアンビエント機能を併せ持っているので、それはもう鬼に金棒。事実、発売当時は売上ランキングは堂々1位でどこでも売り切れ状態の製品となりました。
参考:JBL初のNC完全ワイヤレス「CLUB PRO+ TWS」が1位を獲得! ヘッドホン売れ筋ランキング <フジヤエービック>
形状 | カナル型 |
操作形式 | タッチセンサー式 |
ドライバー | 6.8mmダイナミックドライバー |
アクティブノイズキャンセリング | ○ ハイブリッド式 |
外音取り込み | ○ |
対応コーデック | SBC,AAC |
Bluetooth規格 | Bluetooth5.1 |
プロファイル | A2DP V1.3, AVRCP V1.6, HFP V1.7 |
最大通信距離 | 10m |
連続再生時間 | イヤホン単体:8時間 ケース込み:32時間 イヤホン単体(ANC):6時間 ケース込み(ANC):24時間 |
ケース満充電所要時間 | 約2時間 充電10分→1時間再生 |
充電端子 | USB Type-C Qiワイヤレス充電 |
片耳モード | ○ |
ハンズフリー通話 | ○ 3マイク通話 |
マルチペアリング | × |
防水規格 | IPX4 |
JBL CLUB PRO+ TWSレビュー
5/5
完ぺきに最高な完全ワイヤレスイヤホンだと思います。
音質はこれまでレビューしてきたどのイヤホンよりも鮮明でクリア。ノイズキャンセリング性能も素晴らしく低音をカットしてくれますし、アンビエント機能も非常に優秀です。
イコライザーをアプリでカスタマイズできるので、音質をコロコロ変えたい人のニーズにも合うし。
長所
- 低価格帯製品では体験できない再現性の高い高解像度サウンドを味わうことができる
- 補聴器並みに優れたアンビエント機能だからイヤホンを取り外さなくてもスムーズに会話ができる
- アプリでのイコライザーカスタムで音質がより良く化ける
- 通話性能がバツグンにいいからテレワークにも最適
短所
- アプリ内、DJが組んだEQの詳細がみれない
漆黒のブラックに光るメタルアクセントな外観
パッケージは躍動感のあるクラブをイメージされたデザイン。というかCLUBと書いてあります。
- 本体
- 専用充電ケース
- USB Type-C充電ケーブル
- 専用イヤーピース(S,M,L)
- 取扱説明書各種
- 保証書
値段の割にはイヤーピースのバリエーションは少ないですね。
CLUB PRO+ TWSのケースは、ぼってりとした縦開けのスクエアタイプで、表面はサラッとした漆黒のブラック。小さなラメが鈍く光を反射します。
サイズは想像よりかは大きめで、ただし手のひらにはスッポリとおさまる持ち運びのしやすい大きさです。
重さは、イヤホンを収納した状態でたったの69gと軽め。
底面に充電用USB Type-C端子があり、右隣にはリセットボタンが用意されています。
イヤホンは、ケースとマグネットで固定されているのでひっくり返してもケースから落ちにくくなっています。また、蓋がきちんとしまっていない時は警告音が鳴り知らせてくれます。便利。
ただし、個人的に本機は縦開けタイプなだけに、充電端子は底面よりも側面にあったほうが良かったかなと。
ケースが立たせづらいんですよね。
イヤホンには絶縁シールが貼られていて、これを外してからでないと使用できません。
イヤホンのサイズは10円玉よりもひとまわり大きめ。
重さは片側約7g。カナル型イヤホンにしては少々重めな部類ですね。
ステムは若干浅め。
付属のイヤーピースは何の変哲もない素材なので、別売りの良いイヤーピースに変更すると装着感は改善できそうです。
充電端子とステムの間に脱着センサーが備えられています。
メタルがアクセントになっていて、メカニカルな感じがセクシー。
操作は、タッチセンサー式でJBLのロゴが印字された円形部分がセンサー部となっています。
▼JBL CLUB PRO+ TWSの操作方法は以下です。
- Ⓡの操作方法
- 1回タップ➡再生・停止
- 2回タップ➡次曲/受話・終了
- 3回タップ➡前曲
- 長押し➡音声アシスタント/拒否・ミュート
- Ⓛの操作方法
- 1回タップ➡Googleアシスタント起動
- 2回タップ➡Googleアシスタントによる通知音
- 3回タップ➡機能割り当て
- 長押し➡Googleアシスタントに話しかける/拒否・ミュート
また、操作の内容も専用アプリ「My JBL Headphone」で自分好みにカスタムすることができます。
ペアリングはカンタンで接続も安定的
CLUB PRO+ TWSは、デバイスとBluetooth5.1で無線通信を行います。
他のTWS同様、各デバイスにつき初回のみペアリング設定が必要で、次回以降はデバイスのBluetoothがONであれば本機ケースの蓋を開けるだけで自動的に接続されます。
▼CLUB PRO+ TWSとスマホとのペアリング方法は以下です。
- イヤホンのケースを開ける
- スマホのBluetoothをON
- 接続可能なデバイスを検索
- [JBL CLUB PRO+ TWS]を選択
- 接続完了!
また、本機はイヤホン側からも接続リセットが行えます。
▼リセット方法は以下です。
- イヤホンをケースに収納する
- ケース底面にあるリセットボタンを5秒間長押し
- リセット完了
本機の接続の安定性に関して、仕様上不安定になったことはありません。
コロナの影響で人ごみクラスでの使用は未だ出来ていませんが、家内環境では一瞬でも通信が途切れることはありませんでした。
高音質でキレの良い電子音向けの音質
通常時の音質は、キレが良く輪郭がはっきりとした迫力サウンドでした。
重低音の重厚感はしっかりとベースにありつつも、中音域と高音域の音は埋もれておらずバランスの良い感じ。音の粒も高解像度できめが細かく、細部の楽器音までもれなく拾えている印象です。
輪郭が細くはっきりしているだけに、テクノやヒップホップなどクラブサウンド系電子音が特にクリアで躍動感を感じられました。
以前レビューしたJabraのElite 75tは、伸びがよく全体の輪郭が太い音質でコンサート会場で直に聴いているかのような感覚でしたが、JBLのCLUB Pro+ TWSは逆に高解像度で輪郭が細くキレが良い音質なので、目の前で自分だけに歌ってくれているような感覚を得られました。
相性の良いおすすめの別売りイヤーピース
【2021年2月:追記】新たに手に入れたSpinFitというメーカーのCP360というイヤーピースをCLUB PRO+ TWSに換装したところ、フィット感がバツグンに増し音質がより鮮明に、ノイキャン性能が強化されました。
XLサイズだとケースへの収納がうまくいかないですが、Lサイズまでのサイズで可能ならCLUB PRO+ TWSのイヤーピースをSpinFitのCP360に換装することを強くおすすめします。
ハイブリッド式アクティブノイズキャンセリングは優秀
CLUB PRO+ TWSは、非常に優れたノイズキャンセリング性能となっていました。
本機は、3つの高性能マイクを採用したハイブリッド式アクティブノイズキャンセリングを搭載しているためか、しっかりとフィットさえしていればかなり外音を低減してくれます。
車の走行音はもちろん、換気扇やエアコンの運転音まで機械的な音はほとんど違和感なくキャンセリングされます。
キャンセリングレベルは体感ですが、JabraのElite 75tと比較するとJBLのCLUB Pro+ TWSのほうが低減率は若干高い印象です。
ただし、気になったのはANC時(なおかつ音楽再生停止中)に気持ちですがホワイトノイズが入っているかなと。これに関してはJabraのElite 75tも同様で、気にして聴くと気にはなるって感じの事項でした。
因みに、本機は音楽再生時でない場合でもANCをON/OFF切り替えることができます。
アンビエント機能があるから装着しっぱなしでもOK
外出時に利用頻度の高いアンビエント機能(外音取り込み機能)ですが、JBLのCLUB Pro+ TWSこのアンビエント機能が優秀でした。
ホワイトノイズはどうしても乗りがちですが、それでも耳にオブラート1枚着けている程度の遮蔽感で、自分の声もキーボードのタイプ音もしっかりと聴こえます。
1日中耳に装着しっぱなしでも問題ないくらいに外音はクリアに拾ってくれていました。
もちろん、音楽再生時音質には劣化はみられませんでした。
テレワーク時にはクリアなマイク性能とトークスルーが活きる
JBL CLUB PRO+ TWSの通話性能はかなり優秀で、テレワークなどでも活躍できるレベルで会話のしやすいものでした。
なんども言ってますが本機は仕組み上、3マイクを搭載していて集音した雑音を最適に低減してくれるので、通話の際にも非常にクリアな音声を聴くことができ、また相手にも伝えられます。
別室の音はもちろん、1m離れた位置での拍手やこどもの奇声などもほとんど相手の耳には届いていませんでした。(まったくではありません)
また、専用アプリ「My JBL Headphone」側から、トークスルーをONにすることでさらに会話に重点を置いたアンビエント機能に切り替えることができます。
この機能は、再生する楽曲の音量を極限まで小さくしイヤホンを両耳装着したままでも会話できるレベルまで集音サポートしてくれる機能です。
こちらの機能も、本機に積まれている3つ高性能マイクの恩恵なのですが、非常にクリアに外音を集音してくれていてまるで補聴器かのように快適に外音を聴きとることができるようになります。
さながら、耳にイヤホンを着けていない時以上の快適ささえ感じられます。
テレワークなど、会話を最優先にしつつ、でもBGMもほしいんだという時にちゃっかりリッスントゥミュージックできる便利機能です。
専用アプリ「My JBL Headphone」でできること
JBL CLUB Pro+ TWSには、スマホ用専用アプリ「My JBL Headphone」が存在します。さまざまな機能が詰まっていて、ここをカスタムし倒すことで、CLUB PRO+ TWSを完全自分好みにカスタムすることができます。
▼以下から無料でダウンロードできます。
▼JBL CLUB Pro+ TWS専用アプリ「My JBL Headphone」で出来ることは以下です。
- バッテリー残量の確認
- イコライザーのカスタマイズ
- タッチセンサーの操作内容変更
- ANC・アンビエント・トークスルーのON/OFF
- イヤホンのフィット感チェック
- スマートオーディオモードの変更
- イヤホンを見つける
- オートオフ機能の設定
まず、フィット感のチェックですが、My JBL Headphoneではアプリを通してイヤホンが最適な位置に正しくフィットしているかをチェックするための機能が備えられています。
イヤホンが耳の最適な位置に正しくフィットしているかって、人それぞれ大きさが違うため基準がなく意外と不明確なものだったりするんですよね。
でも、My JBL Headphoneではそれをスパッと指摘してくれます。
イヤホンの音質って、フィット感で180度変わるのでこういった製品ごとの専用アプリで正しいフィット感を教えてくれるのは初心者にとっても玄人にとっても魅力的なのではないでしょうか。
My JBL Headphoneでは「Stage+」というイコライザー編集画面が設けられています。
その中でも、DJシグネチャーのタブでは、世界的のトップDJによる参考EQが5種類用意されていて、5パターンのまったく味が違うEQを瞬時に切り替えることができます。
ただし、あらかじめ用意されているDJシグネチャーのEQは、詳細は観ることができないので、そこだけは残念なポイントです。
もちろん、カスタムEQのタブではマニュアルでのイコライザーカスタムもできるので知識のある人にも遊び甲斐があると言えます。
僕はこれでEQのいじりかたをちょっと知りました(今更か)
スマートオーディオモードでは、接続の強化や音質を変更できます。
例えば、映画鑑賞時などの際にはビデオモードに変更することでさらに遅延度は低減されます。
イヤホン本体を見つける機能では、イヤホン本体からビープ音を出してどこにあるのか探し出すことができます。
総合して、My JBL Headphoneは非常にいじりがいのあるカスタム性に長けた専用アプリとなっていました。
JBL CLUB PRO+ TWSはこんな人におすすめ
CLUB Pro+ TWSは、輪郭の細く高解像度な音質なので製品のイメージのとおりクラブ系のダンスミュージックなどドンシャリが利いたEDMなど迫力のある音楽が好きな人におすすめです。
ワイヤレス充電やカスタム性の高いアプリなど最先端な技術も搭載しているので最新ガジェット好きなら逃さず買いなイヤホンです。
SoundPEATS のTruengine3SEや、TaotronicsのSoundLiberty97などから乗り換えるとその圧倒的音質の違いに感動できると思います。耳からはそこまで本体が飛び出さないし、デザイン的にもクセのない大人の品の良さがあるので、スーツなどにも比較的合うかな。
JBL CLUB PRO+ TWSレビューまとめ
この記事では、JBLの完全ワイヤレスイヤホン「CLUB PRO+ TWS」についてレビューしてきました。
デフォルトでもかなり高品質なうえに、使えば使うほどに味が出て自分好みになる完全ワイヤレスイヤホン「CLUB PRO+ TWS」。
完全ワイヤレスイヤホンを育てるみたいな概念が個人的にはしっくりくる表現です。その秘密は、痒い所に手が届くカスタム性の高さからきていると言えます。
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