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SpinFitというブランドからイヤーピースを提供していただいたので、レビューしていきます。
SpinFitは、2009年創業の台湾発のカナル型イヤホンのイヤーピースブランド。
ポップで可愛らしい配色と、個人差の出やすい耳のサイズにフィット感を供給する独自設計のイヤーピースが特徴のブランドです。
中でも今回提供していただいたイヤーピースCP360は、以下のような特徴の製品です。
- 完全ワイヤレス専用に開発されたイヤーピース
- 医療安全規格を取得したシリコンを採用
- より耳にフィットする独自設計
因みに、AirPods Proを使っている人にはSpinFitのAirPods Pro専用のイヤーピース「CP1025」が存在します。AirPods Proをつかっている人は必見です。
最新モデルのレビューはこちら
ネオジャパンデスクセットアッパー
翁(おきな)
オッキーナ
ガジェットが好きな36歳/ ブロガー歴7年/ レビュー数330品以上(うちイヤホン180種類以上)/ Xフォロワー数5,100人突破/ YouTubeチャンネル開設(奮闘中…)/ 【ネオジャパンデスクセットアッパー】と称して日本みのある独自のデスク環境を構築中/ 普段はサラリーマン/ 4児の父/ “みんなといっしょ”が苦手なタイプ
5/5
たった1セットの小さなイヤーピースのためにお金を出すことを無意味だと思っていた自分が間違っていたと理解しました。
これまで自分の思っていた最適なフィット感はこのイヤーピースとの出会いで覆されました。イヤホンが耳の一部かと思えるほどにイヤホンの耳へフィットし、より鮮明に音質を感じることができたからです。
これまで完全ワイヤレスイヤホンをそれなりの数レビューしてきたBOWSですが、このイヤーピースがイヤホンの真のフィットを教えてくれました。
長所
- 清潔感のあるパステルカラーデザイン
- 非常に柔らかく汚れにくい素材
- とんでもなく抜群のフィット感
短所
- 機種によっては取り外しづらい
パッケージ
パッケージは、レジ横に並んでいそうなこじんまりとしたデザイン。
裏面にはCP360の装着イメージと特徴の解説、サイズ表が印字されています。
内容物は、SとMの2サイズが1セットずつ同梱されているのみ。
2サイズ入っていれば耳にあわないサイズが表れてももう片方が合う可能性が残るので、親切ですね。
サラリとしたシリコン素材は、医療安全性規格ISO10993を取得していて、イヤーピースでアレルギー症状が起きやすい人にも挑戦することができます。
水気があって、低反発素材のイヤーピースとの相性が悪い僕でもSpinFit CP360の素材感なら安心して気兼ねなく装着することができます。
サイズ
CP360の各サイズは以下の画像のようになっています。
機能面
CP360の優れた機能は、独自のくびれたデザインに秘密があります。これがSpinFit CP360が最高のフィット感を供給できる理由です。
CP360には、イヤホンのステムへの装着部分の先にくびれた箇所があり、そこが外耳道(耳内部)のいびつな形状にあわせて曲がる仕組みとなっています。
これにより、より耳の深部でクリアで新鮮な解像度のサウンドを楽しむことができるようになります。
ただし、このくびれが逆に脱着時に面倒なのが唯一CP360に感じた欠点で、装着はしやすいものの取りはずすときには爪で破ってしまわないよう神経を使う必要があります。
では、肝心なSpinFit CP360を手持ちイヤホンに装着しての音質改善レポートをお届けします。
まず試したのは、一番最近購入したAnkerのノイズキャンセリング機能搭載機種「Soundcore Liberty Air 2 Pro」
デフォルトのイヤーピースだと正直ちょっとサイズが合わなかった僕ですが、SpinFit CP360 XLを装着してLiberty Air 2 Proへの見方がさらに向上しました。
これまでSoundcore Liberty Air 2 Proのノイズキャンセリング性能は、20,000円台のノイズキャンセリング機種には到底及んでいないというのがBOWSの見解でしたが、その見解は覆されました。Soundcore Liberty Air 2 Proのノイズキャンセリング性能は20,000円台のノイズキャンセリング機種に及びます。
理由は、CP360を装着したことでSoundcore Liberty Air 2 Proの耳への密閉感が増し外音のすべてを集音マイクからのみ取り入れることができたからだと考えます。
つまり、SpinFit CP360を装着することで、ミドルレンジのコスパ機種でも満足できるほど機能向上を感じることができると言えます。
次に試したのは、BOWS史上最高評価の完全ワイヤレスイヤホン、JBLの「CLUB PRO+ TWS」です。
デフォルトのイヤホンでも最適なフィット感を味わえていたTWSでしたが、この機種においてもすべての性能がが強化されました。
もともとの高解像度な音質がより耳の深部で鳴り響き、ヘッドホンさながらの大迫力のステレオサウンドに。
ぼてっとした形状が理由で、若干ぐらつきをみせていた操作時もCP360を装着することでより耳に固定され、改善されました。
つまり、CP360は20,000円を超えるポテンシャルの高い機種にも品質向上の恩恵を与えてくれると言えます。
- AirPods Pro:×
- Elite 75t:×
- Elite 85t:×
- Soundcore Liberty Air 2 Pro:○
- Soundcore Liberty 2 Pro:○
- Soundcore Life A2 NC:○
- Soundcore Liberty Neo2:○
- Truengine 3SE:○
- T2:○
- CLUB PRO+ TWS:○
- Sound Liberty 97:○
- WF-X1000XM3:○
- WF-1000XM4:○
- TE-D01m:○
- Air Pro:×
- TrueFree2:○
- QuietComfort EarBuds:×
- …etc
今使っている完全ワイヤレスイヤホンを少しでも高音質楽しみたいという人は値段以上の満足度が得られると思います。
これまで重低音が弱いと感じていたイヤホンも正しい密着度を得られれば優れた重低音に変化する可能性があるし、大したことないと思っていたノイズキャンセリング性能を向上してくれるかもしれないからです。